こんにちは、建築家ご紹介サービスの竹崎です。

先日、建築家ご紹介サービスをご利用いただき
建築家と家を建てられたお客様のご自宅へお邪魔する
機会をいただきました。

建築家住宅のオープンハウスにお邪魔する際には
家具も入っていない竣工したての状態なので、
「建て主様さんのカラー」が入っていません。

実際にお住いの住宅では、建て主さんのカラーが色濃く反映されて
より一層味わいが増します。その雰囲気を感じるのが大好きで、
当日もわくわくしながら伺ってきました。

設計をされたのは、登録建築家の荒木毅さんです。

荒木毅さん
今回お邪魔させていただいたお家は
ザ・ハウスの人気コンテンツ「ザ・ハウスで建てた家」にも
掲載されています。

荒木毅さん_4

当日はとても良い天気。
汗をぬぐいながら到着すると、目にさわやかな緑が飛び込んできました。

荒木さんとご家族全員が出迎えてくださって、ひと息ついたら室内の見学です。
荒木さんを先頭に、建て主さんご夫婦も「家の中で気に入ってるポイント」を
お話してくださいました。


荒木毅さん_3
写真は荒木毅さん

この土地は両隣の建物が迫っているため、隣の家の壁しか見えない面には
窓などの開口をあけていません。

そのかわり、この土地には購入時から生えているすももの木や、裏手に
桜の木が見える素晴らしいポイントに対しては大胆に開口をあけてメリハリを
つけています。

写真奥に見える緑ですが、春になると奥の桜が開花して、何とも言えない
美しい桜色に変化するのだそうですよ。

閉じた壁面は、本がお好きな家族ため壁一面の本棚に。
2階まで続く本棚にギッシリ詰まった書物はまるで図書館のよう。
思わず目を奪われてしまいました。


荒木毅さん
階段を上がったところにある奥様のスペース

荒木毅さん_2
2階から螺旋階段を見下ろしたところ。
ソファでは、悠々と住人の猫がくつろいでいました。

「色々なモノを貼ったり、覆ったりするハウスメーカー等の綺麗さに共感できなかった」
と奥様。家を支える構造体が見えているこの家では、潔いシンプルさが漂います。

一方、ご主人は当初「家を建てる依頼先についてあまり興味がなかった」とのこと。

荒木さんとのやり取りを重ねるうちに、お互いの価値観を理解し、
「何を伝えて、何を任せるべきなのか」、建築家とのコミュニケーションの
コツをつかんで行ったのだそうです。

この家には最小限の引き戸以外、室内を区切るためのドアがありませんし、
空間を仕切る壁についても、上部は抜けています。

「ドアがない?」
「仕切る壁の上部が抜けている?」

図面で提案されても、説明を受けても、これまで見てきた「家」とは違うことに
やはり当初は戸惑いを覚えたそうです。

ですが、固定概念を持たず、新たな視点で建築家と向き合い、ご自身たちも
積極的に家づくりに関わってこられた結果、ご家族共に納得できる愛着の持てる
家が完成したのです。

建築家住宅は、敷地や家族のライフスタイルなど、様々な影響を受けて
形も選ぶ素材も異なります。
ハウスメーカーのような分かりやすい「サンプル」というのも存在しないため、
建築家と家づくりをされる方にとっては「未知なる冒険」部分が多々あります。

「今回の建て主さんのお話は、これから家を建てる方にとって、大変貴重な
意見になるなあ、、、」としみじみ感じながらお話をお聞きしていました。

より詳しくお聞きしたお話は、いつか皆様のお役に立てる形でお伝えしたいと
思っています。

どうぞ楽しみにしていてください。

建て主さん、荒木さん貴重な体験をありがとうございました。