January 31, 2005

「オペラ座の怪人」再び!<4>

こりもせず、<1><2><3>の続きであります。

ミュージカル版:SCENE 8-The Manager's Office に呼応する部分から。

(思いっきりネタバレあります)
映画独自の挿入されたオークション後のシーン
  *すっかり老け込んだラウールがマダム・ジリーに会釈。
   今、いったいいくつだ?
   ふたりの年齢差がないように見える程、ラウールは老けてる。

   マダム・ジリーの方が若く見えるくらいなので、
   てっきりラウールは色々あったからめっきり年寄りくさく
   なってしまったのかと思ってたけど、年代設定的には
   既に50年近く経ってるってことだから70歳前後ってこと?
   となると、ラウールは年相応と言えなくもない一方で
   マダム・ジリーの年齢がわかんなくなる。
   ...っていうかマダム・ジリーじゃなくて娘のメグなのか???

   ラウールの瞳のアップから「カラーの世界」の馬車の小窓に場面は移り
   フィルマンが馬車から降りてくる。

"Notes"
  *ミュージカル版ではオフィスのシーンだけれど、映画版では
   フィルマンがオペラ座の入り口からロビィ、階段と移動しながら歌う曲。
   上着を脱がしてくれる人がいたり、お掃除中のおばちゃん達がいたり
   ミュージカルでは見られない豪奢なオペラ座のロビィ部分が
   見られるので好きなシーンのひとつ。
   途中で相棒のアンドレと合流して、話題は謎の「手紙」のことに。
   (どうでもいいけどフィルマンの頭が気になる。頭そのものがでかいのか。
    それとも髪型のせいなのか?)

   ラウールが合流してフィルマンが
   「♪And what is it, that we've meant to have wrote? ...written
   って言い間違えるところでは笑いが起きていたけど
   ここもミュージカルそのまんまの再現なんで嬉しかった。
   ヒステリックなカルロッタも合流して超巻き舌でまくし立て。
   彼女が Comic Relief だって以前書いたけど、
   マネージャのふたりも「お笑い」担当だ。

   「♪Here, I have a note
   マダム・ジリーがクリスティーヌが戻ったことを告げた後
   もう1通の「手紙」の存在を知らせると一同うんざりした顔に。
   ここも笑いが起きたシーン。

   「♪Christine Daee has returned to you...
   ファントムの声で次公演の指示が続く。
   地下の隠れ家ではペラ座を模したドール・ハウスで人形の首を
   すげ替えるファントム。
   丸鏡には歪んで映っているファントムの顔。
   「Should these commands be ignored, a dissaster beyond your imagination
    will occure...」
   はっきり言って脅迫状だ!イニシャルはオペラ・ゴーストの「O.G.」。
   主役はクリスティーヌだと言われ、カルロッタはへそ曲げまくり。
   歌姫の彼女、他の劇団員からも不人気なようで、お尻見せられたりとか散々だ。
   (唯一のヌード・シーン!?)

"Prima Donna"
  *頭にきて出て行こうとするカルロッタを必死に宥めるマネージャのふたり。
   「♪Your public needs you...
   オペラ座の正面玄関に詰め掛けた人々が自分のファンだと思ったら
   「Will you give this to Miss Christine Daae?」なぁんて言われちゃうし。
   更に必死になってカルロッタの機嫌を取るマネージャのふたり。
   バラやら数々の贈り物やら室内履きに注いだシャンパンやら。
   さすがお笑い担当の3人が揃ったシーン。
   観客は大ウケ。
   マネージャ自らコルセットの着付けとか手伝ってるし。
   (一方、チャペルでクリスティーヌを捜すけど見付けられないラウールが
   ちょこっとだけ映されたりとか)

   ドレスは降って来るし、もう何でもあり、って感じだ。
   「ハンニバル」のリハーサルでも出てきたけど、喉の薬(?)の
   香水瓶も再登場。これは伏線ですな。
   そして、冗談みたいな髪型。
   マリー・アントワネットが好みそうな感じの、ものすごいヴォリューム。
   遂にはオペラ座の外にいるおそらくクリスティーヌファンの群集も
   一緒になって大合唱だ。

ミュージカル版:SCENE 9-A Performance of Il Muto

一旦下ろされた幕が再度上がり、開演前の喧騒シーンから、いよいよ本番へ。
  *香水瓶、再び。すりかえる黒い皮手袋。
   舞台装置係のブケー氏が狙われるのは、このすりかえを目撃してしまったから?
   それとも女の子達を脅かすネタにしてたから?
   或いはただ単に「disaster beyond your imagination」の格好のターゲットだったから?

"Poor Fool, He Makes Me Laugh"
  *「♪Poor fool, he makes me laugh! Hahahahaha...
   カルロッタの歌声を途中で遮るファントム。
   「Did I not instruct...」
   思わず声を出してしまうクリスティーヌに向かって
   「Your part is silent, little toad!」と吐き捨てるカルロッタ。
   ヒキガエルは貴女の方ではないのですかな、というファントムの言葉通り、
   気を取り直して歌を再開したカルロッタの声はひどいことになり
   舞台はめちゃくちゃ。
   失笑を買うカルロッタ、ちょっと気の毒かもね。
   いつかの酔っ払い(象の裏方やってた)ふたりも再登場してゲラゲラ笑ってるし。

   この一連のシーンで小道具として出てくる香水瓶のエピソードは
   映画オリジナル。
   ミュージカル版ではファントムのパワーで何故かカルロッタは
   歌えなくなってしまうので。

「...the performance will continue in 10 minutes' time...」
   *マネージャ達はとりあえずその場を取り繕う訳だけど、
   いきなりバレエって言われて慌てるコンダクタのおじさんが好き。
   舞台袖に入り損ねた人とか、もう大騒ぎだ。
   急遽主役を演じることになったクリスティーヌの控え室では
   黒いリボンのバラが再び登場。
   無秩序状態でバレエが進行するステージの遥か上では
   必死で逃げ惑うブケー氏と、彼を追うファントム。
   ファントムはなんだか楽しそうだ。
   この追っかけっこシーンは映画独自のもの。

   そして哀れブケー氏の首吊り死体がいきなり舞台中央に。
   バレエダンサー達の悲鳴「ぎゃぁーーーー!」に続く
   "OVERTURE"の ♪じゃじゃじゃじゃじゃ〜〜〜んっ!! 
   っていう不吉な響き。
   ファントム、またしてもマント翻してます。
   危険を感じてラウール共にオペラ座の屋上に向かうクリスティーヌ。
   ...屋上ならファントムは来ないと思ってたのにね。
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
ここでとりあえず一旦アップ。
結局まだ ACT 1すら終わっていないという体たらく。
ほんとは "All I Ask of You"まで
書いてしまいたかったのだけど長くなってしまいそうなので。

                              *<5>へつづく。



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オペラ座の怪人−映画を見たで<今年163本目>−【デコ親父は減量中(映画と本と格闘技とダイエットなどをつらつらと)】at December 10, 2005 12:39