February 01, 2005

「オペラ座の怪人」再び!<6>

ようやく折り返し地点。
めげずに頑張って<1><2><3><4>、そして<5>の続きを。
   
ミュージカル版だと幕間で、映画オリジナルの挿入された部分から。

(思いっきりネタバレあります)


車の中からスワロフスキ(註)の店頭を見つめる1919年の年老いたラウール。
   (註:今回シャンデリアを作ってくれたとこです)

  *屋上でのキスシーンを回想。
   セピア色の美しい想い出...。
   ショーケースに飾られたアクセサリーのアップから、いっきに時代は遡り
   「カラーの世界」で花火のシーンへ移行する。

ミュージカル版:ACT 2 (Six Months Later)
SCENE 1-The Staircase of the Opera House


"Masquerade"大合唱。
  *大好きなシーン!
   お気に入りは仮装したまま指揮してるコンダクタのおじさま。
   よく見ると男女入れ替えのカップルがいたりして細かいとこまで楽しめる。
   アンドレは鶏のかぶりもの(途中で取っちゃってたけど)。
   フィルマンの角は羊?それとも悪魔???
   ミュージカル版と違って、歌詞中の「新しいシャンデリア」のくだりは
   当然端折られていましたが。

「Think of it! A secret engagement!」
  *ミュージカルでは"Think of Me"のメロディーで歌っていたけれど
   ここではクリスティーヌの台詞。
   歌になるのは途中から。
   「シークレット」と言いつつも指輪丸見えじゃんか、とツッコんでみたくなるけど。
   カルロッタの取り巻きのおばちゃんが笑いを誘ったり、とにかく
   陽気で朗らかなパーティーシーン。
   コンダクタのおじさまは相変わらずラヴリィだし。
   ...そこに満を持してパーティ・クラッシャ、ファントム登場!

"Why So Silent"
  *クリスティーヌとマダム・ジリー以外、オペラ座で人前に姿を現すのは
   これが初めて(気の毒なブケー氏は除く)。
   ラウールはいったい何処へ???

ここで、ミュージカル版 SCENE 3-The Manager's Office
"Notes" のフレーズ。
  *「ピアンジはもっと痩せろ」とか散々ダメ出しをした後で
   「♪...if pride will let her return to me, her teacher....」と
   クリスティーヌをいざなうファントム。
   冷静さを装ってるけど、必死だよ。
   ふらふらと誘われるがままのクリスティーヌに喜んだのも束の間
   胸元の指輪を見付けてしまうファントム。
   ...だからもっとちゃんと隠しとけばよかったのに。
   
   自分の言いたいことを言うだけ言って、得意の(?)目くらましで消えるファントム。
   そして、後を追ってまんまと罠に落ちるラウール。
   ミュージカル版ではラウールは後を追ったりしないし
   マダム・ジリーが助けにきたりもしない。
   この鏡の部屋はスーザン・ケイの『ファントム』に出てくる「鏡ガラスの拷問部屋」?
   原作は未読なのだけど、きっとルルーが描いていたのだと思う。
   (...やっぱり原作も読むべきか)

ミュージカル版:SCENE 2-Backstage

ラウールに問い詰められたマダム・ジリーが遂にファントムの秘密を打ち明ける。
  *若き日のジリー。
   ミュージカルでは台詞のみだけれど、映画版では回想シーンとして追加。
   見世物小屋でのひどい仕打ちや興業師を殺して逃げ出すところは
   前出の『ファントム』と同じ。
   ただ、スーザン・ケイ版では殺人方法が違うし、逃亡時にジリーの手も借りてない。
   それと、あんな小さな時からオペラ座にいた訳でもないけれど。
   (『ファントム』ではオペラ座の建築そのものに関わってた訳だしね)
   ...映画版とミュージカル版の比較の筈が、いつの間にか小説との比較になってるよ。

   どちらにせよ、ヴィジュアルなイメージが加わるので映画版だと
   よりいっそうファントムに感情移入がしやすいかもしれない。
   ちなみにミュージカル版ではファントムの逃亡にマダム・ジリーが手を貸したか
   どうかは明らかにされていない。
 
   マダム・ジリーの「A genius」というコトバをを受けてラウールが返す
   「...turned to madness」の台詞で場面はセピア色の「現在」へ。

映画オリジナルの挿入されたシーン

年老いたラウールを乗せ墓地に向かう車。
  *車窓から見えるのは、駈けていく鹿。
   だんだん近づいてくる墓地―――場面は再度カラーの「過去」へ。
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
次のエントリは SCENE 5。
ファントムとラウール、初めての御対面!
そして決闘シーン!

                              *<7>へつづく。



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オペラ座の怪人−映画を見たで<今年163本目>−【デコ親父は減量中(映画と本と格闘技とダイエットなどをつらつらと)】at December 10, 2005 12:45