February 02, 2005

「オペラ座の怪人」再び!<8>

いよいよ大詰め。
シーン数も曲数も、残すところあとわずか。
めげずに、<1><2><3><4><5>
<6>、そして<7>の続きを。
   
順序が入れ替わった上、大幅にカットされているけれど
ミュージカル版の SCENE 3SCENE 4 から。

(思いっきりネタバレあります)

ミュージカル版:SCENE 3-The Manager's Office
(本来ならマダム・ジリーからファントムの謎をラウールが聞き出した後に続くシーン。
 マネージャのオフィスで新たに届いたファントムからの「手紙」に辟易している
 アンドレ&フィルマンのコンビと憤懣やる方ないカルロッタとピアンジ氏の元に
 ラウールとクリスティーヌが現れて繰り広げられる口論。
 「Comic Relief」の最強メンバが揃っているというのに、珍しくちっとも
 コミカルにならないシーンのひとつだ)

"Notes" 後半部分。
  *前半部分は仮面舞踏会のシーンで既出。
   「♪We have all been blind...This could be
    the chance to ensnare our clever friend...

   如何にしてファントムをおびき出して罠にかけるかを提案するラウール。
   その頃舞台裏で「何か」を調整中のファントム。
   クリスティーヌはチャペルに。
   「Don't make me do this...」の台詞が途中から歌に("Twisted Every Way")。
   「♪...he'll always be there, singing songs in my head...」と不安がる
   クリスティーヌに「♪You said yourself he was nothing but a man...」と
   答えるラウール。
   ふたりを包むステンドグラス越しの柔らかい光が綺麗なシーン。
   ...でもラウールが着てるキャメル色の革ジャンがちょっと気になったりも。

ミュージカル版:SCENE 4-A Rehearsal for Don Juan Truimphant
(ファントムの新作オペラ「Don Juan Truimphant」のリハーサルシーンは
 カットされており、いきなり本番が始まる)

「All I ask of you...」
  *地下の隠れ家でヅラとマスクを装着中のファントムが映る。
   前回首のすげ替えをしていた Doll House に火をつけるファントム。
   ...彼がこれからしようとしていることの予告だ。

ミュージカル版:SCENE 7-Before the Premiere/SCENE 8-Don Juan Truimphant

首尾は上々、手筈を整え頷き合うマネージャふたりとラウール。
そして、本番スタート。
   *不協和音の合唱が始まり顔をしかめる観客達。
   「♪...No dreams within her heart but dreams of love!.
   純真っぷり全開のクリスティーヌ。
   ずり落ちて、細い肩を露わにするレース部分が気になります。
   カーテンの裏にまわったピアンジと入れ替わったファントムが歌う
   "Point of No Return"
   「♪You have come here in pursuit of your deepest urge...
   (この曲のクリスティーヌとふたりで歌う部分が、特に好き)

   ファントムの登場にショックを隠せないマダム・ジリー。
   まさか、こんなに大胆な行動に出るとは思っていなかったのでは?
   それだけファントムも切羽詰っているというか、なりふり構ってられない状態まで
   追い詰められてしまったのか、と。

   ラウールの顔がアップになるけれど、そろそろ疲れが見えますな。
   クリスティーヌの行動が信じられないって感じで唖然としてる。
   ...話はズレるけれど、バックで黙々と踊る黒づくめのダンサー達、結構好きだ。
   なんとなく滑稽に見えないこともないんだけれど。

   またしてもマントを「バサーッ」ってやってくれるファントム。
   そしてクリスティーヌとの濃厚なラブ・シーンだ。
   キスすらしないのに、なんてセクシュアルなシーンだろう。
   ラウールなんて泣きそうになってるし。
   ...初見の時はもっぱら「怪人さん」目当てだったので特に気にしてなかったけど
   ラウールが何だかとっても気の毒になってきたよ。

   それにしてもこのオペラ、特にラスト・シーンにあたる
   "Point of No Return" は、まさしくクリスティーヌの為に
   書いた曲なんだなぁ、と。
   ファントムが自分自身とクリスティーヌの為に、想いのたけを込めて。
   いくら屈折していようとも、ファントムの一途な愛だ。

   「♪Say you'll share with me one love, one lifetime...
   "All I Ask of You" を歌うファントムに対し、いきなり
   彼の仮面を剥ぎ取るクリスティーヌ。

   いつからファントムだって気付いてた?
   いつから正気に戻ってた???

   そしてファントムの犠牲になったピアンジの死を嘆くのはカルロッタだけだ。
   あんまり大きく扱ってもらえない哀れなピアンジ氏。
   ミュージカル版ではクリスティーヌを連れ、ファントムが例のトリックを使って
   舞台上から消え去った後に、メグが死体の第一発見者となるが。

   ここで、ある意味いちばんの見所とも言えるシャンデリアが落下するシーンに。
   蝋燭を使っていた時代だから当然ファントムのもくろみ通りオペラ座は火に包まれ。
   パニックに陥る劇場。
   どさくさにまぎれてクリスティーヌを連れ、逃亡するファントム。

   大惨事となり、もはやファントムを庇いきれないと自覚したのか
   ラウールに地下への秘密通路を教えるマダム・ジリー。
   「Remember: your hand at the level of your eyes!」
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
ほんとは一回のエントリでラスト・シーンまで書いてしまうつもりだったのだけれど
さすがに、ちょっと長くなりすぎてしまうので二回に分けることに。
...次回はいよいよ最終エントリ!(の筈だ...)

                              *<9>へつづく。



この記事へのトラックバックURL

http://trackback.blogsys.jp/livedoor/thekumi/13499126
この記事へのトラックバック
監督:ジョエル・シュマッカー 出演:ジェラルド・バトラー、エミー・ロッサム、パトリック・ウィルソン 評価:95点(100点満点) 公式サイト かっこええ・・・。 これはたまりませんわ。 今頃見てなにをゆうとんじゃと突っ込まれそうだが、こ...
オペラ座の怪人−映画を見たで<今年163本目>−【デコ親父は減量中(映画と本と格闘技とダイエットなどをつらつらと)】at December 10, 2005 12:46