第2回帆船模型教室を開催

 7月10日、第2回目の帆船模型教室がマイスペース銀座マロニエ通り店において開催されました。お一人の方が所用で欠席されましたが残り18名の方が参加されました。
今回の課程である外板張りは帆船模型製作の内でも重要な工程ですので欠席された方には前回と同様に別途補講を行い、製作の遅れが出ないようにしていくつもりです。
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 授業の前半は、前回の課程だったキールとフレームの組み上げ、べベル加工、前部・後部の内張り接着、船尾外板の組み立てまでの作業を終えて持ち寄った作品について、3人の講師が分担して個別指導及びQ&Aを行いました。
 受講生の大半の方が初心者ということもあり、持ち寄った作品の出来栄えに多少の不安を持っておりましたが、殆どの方は問題なくテキストに沿った形で製作されており、順調な滑り出しといえそうです。ただ一部の方がキールとフレーム、およびサイドフレームをキッチリと組み込んでおらず、外板を張る際に支障が出ることが明らかな為やり直してもらうことになりましたが、まだ修正がきく段階でしたので大きな問題にはなりませんでした。
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 後半の授業は、次回までに仕上げて来てもらう外板張りの工程についての説明が主たるテーマです。初心者にとっては最初の壁となる外板張りの工程において、べベル加工や基準外板の位置づけ、テーパー加工等が、木製帆船の複雑な曲線や形状を表現するために、いかに重要であるかを、講師が先行して製作した作品を提示しながら理解してもらいました。
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 外板張り工程での詳細な説明では、基準外板の位置決めから上下に板材を張っていく手順、シアーレールの取り付け方、ウエル以下の張り方、船底部分の張り方等についてテキストに沿ってきめ細かく説明していきます。また板材のA曲げ、B曲げ、テーパー加工等の技法についても、講師が作成した治具を提示し実技を交えながら理解してもらうようにしました。
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外板張りは、帆船模型の多くの工程の中でも時間と手間のかかる重要な工程といえますので、次回までにじっくり、かつ慎重に取り組んでもらうようにお願いしました。
 初回の時はあまり質問も聞かれませんでしたが、今回の授業では活発に質問が飛び交い、受講生の間でも会話が弾んでいるように見受けられました。今後もこの調子が継続されるように進めていきたいと考えています。
(市川三郎 記)