ロープを知る

The Official Blog of Model Ship Builder's Club "The ROPE"

2016年08月

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1954年建造で、全長113㍍、4本のマスト(高さ49メートル)を持ち、帆船としては世界最大級。

8月27日(土)雨の中、9年ぶりに日本へ寄港したチリ海軍の大型帆船「エスメラルダ号」を見に、晴海埠頭まで出かけてきました。
流石に「白い貴婦人」と言われるだけあって、その造形の美しさに魅了されました。
たまたま隣に停泊中の海自護衛艦との対比で、その印象が強まったのかもしれません。

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隣に停泊中の海自護衛艦。DD「たかなみ」型の3番艦DD112まきなみで、平成16年3月に竣工(建造は現ジャパンマリンユナイテッド)
(田中嘉明記)

(注)エスメラルダ号については、こちらもご覧ください。
ホームページ>紀行エッセイ>バルパライソ Valparaíso

第3回帆船模型教室を開催

 8月14日、マイスペース銀座マロニエ通り店7号室にて第3回帆船模型教室を開催しました。お盆休み中ということもあり4名の方が欠席されましたが15名の方が元気に参加されました。前回の課程である外板張りの工程を予定通り終えた受講生は、船体が形として見えてきたこともあり一段と熱が入ってきたようです。
 授業の前半は受講生の皆さんが製作してきた作品について、講師3人が分担して個別に注意点や修正すべき点があれば指摘するとともに受講生からの質問や疑問にも答えながら指導していきます。

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外板張り工程は、帆船模型作りの各工程の中でも、特に重要かつ難易度の高い工程なので初心者の皆さんは大変苦労をされたようです。中には接着を剥がして張り直しをお願いした方もおりますが、それも勉強と考え、より良い作品にするための乗り越えなくてはならない壁と考えていただきたいと思います。
 講師からのアドバイスを受けながら受講生同士による意見交換も徐々に増えて来ており、
お互いの作品を見せ合いながら製作過程での苦労や疑問について率直に話し合い、それぞれが刺激を受け合っている様子が見えてきました。
教室の雰囲気も当初の硬さがとれ和やかなものになりつつあります。ただ回を重ねることによって、受講生の製作進捗度にすこしずつ差が生じて来ているのも事実です。仕事をされている方はどうしても製作時間を捻出するのが難しいこともあり、遅れがちになるのは致し方無いのですが、限られた時間を有効に使い、毎月の決められた課程を出来るだけクリアーしていただきたいと願っています。

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 授業の後半は次回までに仕上げて来てもらう甲板張りが主なテーマです。実船にはない甲板下張りと上張りの張り方の手順について説明をしました。下張りをしっかりと貼り付けることによってキャンパーとシアーラインをはっきりとさせ、デッキ板を中央から両端に向かって一枚ずつ張っていく、その際にデッキ板の両端を黒く塗り1枚1枚の境を際立たせる、それから継ぎ目(バット)や釘跡のつけ方やそのルール(3バット シフト システム)等々の手順について配布テキストに沿って説明しました。
外板張りと甲板張りを仕上げれば船体はほぼ形になってきます。ここまでの工程をしっかりと仕上げることによって帆船模型作りの楽しさや醍醐味が少しでもわかって頂けるのでは考えています。受講生の皆さん、頑張りましょう。
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(市川三郎 記)


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