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瓜生法男会員とMMSのパトリック(4月のロープ展会場にて)

ザ・ロープの活動方針の柱の一つに「国内・海外同好会との連携強化」が掲げられている。
海外同好会との連携については、これまでもロサンゼルスのSMA (Ship Modelers Association) やシカゴのMMS (Midwest Model Shipwrights) 両同好会とは、展示会への出品やお互いの機関紙(ニュースレター)の交換を行うなど特に交流を深めてきた。

さて、MMSの機関紙『Forecastle Report』の7月号に「Scratch Building Le Hussard 1845 - A Tutorial By Norio Uriu - The Rope Tokyo」という7月例会の告知が載った。さらに案内状も送られてきた。

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(左)「Scratch Building Le Hussard 1845 - A Tutorial By Norio Uriu - The Rope Tokyo」という7月例会の告知が載ったMMSの機関紙『Forecastle Report』7月号(右)会員向けの案内

瓜生さんに経緯を確認したところ、シカゴのパトリック氏が4月のロープ展の際に会場に訪れた時に、瓜生さんの作品 Le Hussard の製作記録写真を希望され、後日写真CD-ROMを送付したら会長のボブ・フィリポウスキ-に渡り、彼らの教材に使わせてもらいたいとの申し出があった。「特記する内容があるのではないのですが、お役に立てたら」とOKし、MMSの7月の例会で使用される運びとなったとのこと。

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瓜生さんが製作過程を順を追って撮影したスライド写真の一部

月例会の後、会長のボブ・フィリポウスキ-さんからその様子を伝えるレポートが届いた。メールには「一つの模型について、スクラッチで最初から最後まで製作過程を発表するのはMMSでも初めてのこと。It was an excellent presentation! 」とあった。

Microsoft Word - Shipwrights July 2017 Meetingx


Le Hussard, ca.1845 の製作

2017年7月19日、MMS月例会が開催された。 この日の特別プログラムは、「スクラッチビルトによる Le Hussard, ca.1845 の製作について」。
ザ・ロープの幹事で海外関係を担当している瓜生法男さんから提供いただいた PowerPoint による発表です。

PowerPoint は360枚以上のスライド写真から構成され、設計図面から艤装、リギングに至るまで、製作過程を順番を追って詳細に紹介。素晴らしい写真と相まって、この模型がほかにないユニークな特徴をもっていることから、出席者の間からは活発な質問と議論が交わされました。

瓜生さんはおられませんでしたが、素晴らしいカメラアングルとクローズアップ写真のおかげで、出席者は製作プロセスを十分理解することができました。スクラッチビルトに取り組もうとしている会員の方々の疑問にも答えてくれ、同じタイプのモデルの製作意欲をかきたてられたに違いありません。

瓜生さんの心遣いには、心より感謝申し上げます。そして、今回の7月例会がおかげさまで記念すべきイベントとなったことを申し添えておきます。

ーボブ・フィリポウスキ- 


ザ・ロープの6月の製作研修会でも、横浜帆船模型同好会の濱中聖之進さんに「粘土で作る帆船模型彫刻」についての講師をしていただき、好評を博したのは記憶に新しい。帆船模型の製作を通じた国内外の同好会との交流の輪は、着実に拡がりを見せている。

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(上)ボブ(MMSの会長)とガス(ロープ名誉会員)と一緒に(2014年ガスの工房で撮影)
(下左)左からパトリックと山口桂一郎、中山寅男、田中嘉明の各会員(下右)パトリックと田中会長(いずれもザ・ロープ展会場にて)