P9100088x
 講師が先行して製作してきた作品のノウハウをデジカメで盗み撮るのは恒例の風景

涼しげな日が続いたあとに若干暑さが戻ってきたにもかかわらず、今回も全員元気に出席。全員製作中の作品を持参され、開会前から受講生同士で各々の作品を見せ合いながら情報交換を活発にされる様子が伺えました。なかには、前回までの外板張りが納得できず、やり直したうえで、間に合わせた方もありました。

教室も4回目を数え、外板張りと甲板張りを終えた状態まで順調に進行しています。作品は船体も帆船らしい形になってきていると同時に、各自の個性が処々に見受けられるようになってきました。また、皆さんの熱意も伝わってきます。

初心者が多いにもかかわらず、教科書やインストラクションをよく読んで、経験技量の差をカバーされているようです。この調子でできるだけ全受講生に完成まで漕ぎつけてもらえるように、講師陣も個々の受講生に合わせたきめ細かい対応をしていきたいと考えます。

P9100086q
 教室も4回目を数え順調に進行している一方で、個性も見受けられるようになっている

前半の個別指導での課題は、過去1ヶ月で進捗した甲板張りと釘跡の処理、甲板周りの艤装品の製作と取付、オーナメント(彫像)の塗装と接着、船台の製作、船体塗装の準備まで。ほとんどの方が楊枝を使った釘跡に挑戦されたようで、苦労話が絶えませんでした。今後も、受講生の皆さんの修正すべき点への指摘や疑問点に丁寧に答えていくように心掛けていきたいと考えます。まだまだ時間的には十分にある状況ですので、あまり焦らずに取り組んでいただくようにお願いしました。

後半は次回までの課程説明。ラダーのヒンジ製作と取り付け、外板の仕上げ塗装(喫水線以下)、ウインドラスの組み立て、バウスプリットの製作、グレーチングの組み立て、階段、ホース、前部甲板部品の製作と接着等です。講師が先行して製作してきた作品を提示しながらポイントとなる要点を説明しました。また、受講生の皆さんにとっては初めての経験となる、真鍮の黒染めについても説明しました。個々の説明の課程で受講生からの質問も活発になっており、良い雰囲気で進んでいます。
(屋鋪一樹 記)