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前日の10日は今年初めての雪となったが、幸い今日は晴天に恵まれた。しかし、寒さは厳しく、風邪で1名が欠席となった。そんな中で、第9回帆船模型教室をいつものマイスペース銀座マロニエ通り店で開催した。

本教室は今回で実質的に終了し、次回の3月は、それまでに出来上がった作品を受講生が持ち寄り、互いに観賞する会になる。なお、現段階で4月のザ・ロープの展示会に出品を予定している受講生は11名である。

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教室の前半は、これまで通り受講生の作品を3人の講師でチェックし、気が付いた点を伝え、質問等に応える時間である。前回から今回までの作業は、帆を張るための準備(マスト、ガフ、ヤード、バウスプリット、甲板等への滑車の取付け)、帆の製作(染色、糊付け、鉄線の取付け、チェインステッチの表現、ボルトロープの取付け等)、帆の取付け(ハトメ加工、ブレイルの追加等)、ダミーロープコイルの作り方、そして、風向きと帆の傾きの関係等についてあった。

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ここまでくると、受講生の作品にはいろいろ個性が出てきており、例えば、帆の染色は、コーヒー、紅茶、玉ねぎの皮など、また、染めずに純白のままの受講生もいた。帆の傾きもまちまちだが、できるだけリアル感を出すように勧めた。リギング作業については、皆さん各ロープの調製に苦労したようだ。風に対する帆のはらみ方、トップスルとフォアセールの関係、ロープの張り具合やたるみ具合の調整などについて質問があった。

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教室の後半は次回までに仕上げて来てもらう工程の説明である。次回3月10日は本教室最後となるので、内容は最終仕上げを行うための作業の説明となる。すなわち、カンテラの取付け、アンカーの組み立てと取付け、船台(飾り台)の製作、銘板の製作、旗の製作と取付け等についてである。アンカーの組立については、アンカーロープの繋ぎ方、アンカーを引き上げるためのダブル滑車(全員に配布)の取り付け方についても説明を加えた。

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これでチャールズヨット模型製作の全作業工程が終了となる。昨年6月の第1回から10か月をかけて取り組んできた帆船模型製作もとうとう最後の段階となった。受講生の皆さんには完成に向けて最後のひと頑張りをお願いしたいと思っています。次回3月10日の教室では、全員で各自製作した作品を手に記念撮影を撮る予定です。

(福島 一記)