ロープを知る

The Official Blog of Model Ship Builder's Club "The ROPE"

カテゴリ: 帆船模型製作研修会

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11月12日(土)年内最後となる第4回研修会。参加者は32名でいつもよりやや少ないものの、小さい方の会議室だったのでほぼ満席に近い。

研修会は担当幹事があらかじめ講師を割り当て(これが大変らしい・・・)、プログラムを作成し案内をする。しかし、いつもプログラム通りにスムーズに進行するとは限らない。当日や間近になって予定外のことが起きる。

今日も案内ハガキでは「国内外の友好クラブとの交流と課題」について田中会長の講演が予定されていたが、やむを得ない事情により急きょ中止に。また、持参した発表資料の入ったUSBメモリーがPCで読み込みができず、いたずらに時間が過ぎていく・・・。

こんなときでも担当幹事はその間を取り繕わなければならない。模型材料を購入できる店舗の紹介やらLED照明の電圧と電流の関係などの「豆知識」で場を持たせ、ロスタイムをまったく感じさせない。どうやら引き出しの中にはいくらでもノウハウが詰まっているようだ。

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大河原会員がブルーノーズの船台、ボート、キャビン、マスト・フープなどを製作したときの工夫について発表。マスト・フープは塩ビシートを使ったという。

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マスト・フープは木材を鉋(カンナ)で削り出すやり方もあるよと紹介する堀岡会員。瓜生会員からはブルーノーズの製作についてはモデルシップウェイ社のサイトから詳しい説明書がダウンロード(*)できるという助言も。

このように研修会は一方通行の発表にとどまることはなく、いつもさまざまな意見や情報が自由に飛び交う。帆船模型の製作に「この方法が正しい」という正解はないようだ。この趣味の奥行きを深くしている所以(ゆえん)でもあろうか。ちなみに研修会終了後も、いつものとおり近くの❍❍❍❍に会場を移してアディショナルタイムで議論を深めた・・・らしい。

今日の研修会の詳細は今月末に発行されるザ・ロープニュース11月号に掲載される予定である。


(*)説明書はこのサイトのDocumentsからダウンロードできる。
www.modelexpo-online.com1479252986691

Bluenose_Canadian_Fishing_Schooner-Instructions.pdf

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「観光丸」と赤道さん。アクリルケースや図面のコピーの店の紹介もあった。

1月23日(土)水道橋の会議室『内海』で開かれた今年になって初めての帆船模型製作研修会。3か月後に控えている第40回ザ・ロープ展に向けた作品が、かなりの仕上がり状態で披露された。

加藤允さんが「ロイヤル・キャロライン」、赤道達也さんが「観光丸」、福田正彦さんが「囚人船」、最後は安藤雅浩さんが「ヴィクトリーのカットモデル」。展示会での完成作品が楽しみだ。

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 安藤さん製作中のビクトリー。片側からは銅版張りが、そして、

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 もう一方の側はカットモデルで、ご覧のとおり構造模型となっており、一隻3役といったところ!

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 発表の後は、作品をまぢかで見ようとひとだかりが


研修会に先立って午前中は近くの喫茶店では、40周年記念誌編集プロジェクトのメンバーで打ち合わせ。最近は、ホームページからも次の帆船模型教室の日程などについての問い合わせも相次いでいる。ザ・ロープにとって40周年の節目となる2015年が、始動した。

第40回ザ・ロープ帆船模型展についてはこちらをごらんください。

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今年度から、帆船模型製作研修会の担当が佐藤幹事、木村幹事、そして高橋幹事の3名になりました。
第1部では、製作歴が浅い会員を対象にして、キットのアップグレードの方法についてわかりやすく講習会を開催。今回から帆船模型教室の受講生も参加できるようになったこともあり、また、静岡からも駆けつけ参加していただいたこともあって、教室はぎっしり満員の盛況。

佐藤会員: キットのアップグレード時の落とし穴と工作の基本について(その1)
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帆船模型の時代考証、特にジョグリングをするようになった年代、ビレイイングピンのフックを使うようになった年代などについて、佐藤幹事自らの研究成果を披露された。大事なことは「キットの仕様を変更するならば、その時代に合致したものか、時代考証をして下さい」と力説。なお、Collections - National Maritime Museum には7千4百件の模型、2万4千件の図面、1万7千件の絵画のデータベースが閲覧可能とのこと。

高橋会員:カッターナイフ、のこぎり、ヤスリの基本について
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各々の種類、その使い方と注意点について説明。「船」という言葉が1回もでてこないとおっしゃっていたが、基本的なことはどの世界でも通じることと納得。


第2部は、ベテラン会員からの製作(中)の作品について工夫点を説明。 川島幹事のヒアシンスの製作(シリーズ第3回)、泉会員のUSSサイレンの製作、栗田幹事のドイツ博物館の展示模型ほか。

川島会員: 38回展出品のヒヤシンスの製作ノウハウ(その3)
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デッドアイの治具、ラットラインの型紙、セールの型紙、ステンシルシートを使った旗の製作などなど、どの一つをとってもHPのノウハウ集に登録したいものばかり。

泉会員:38回展出品のサイレンの工夫点を紹介
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銅板貼りのノウハウ。Model Shipways 社のキットの材料はもろいため貼り付けには苦労されたとか。なお、Model Expoでは時々バーゲンセールをやるのでその時を狙えば安価に購入できるとの情報も。

栗田会員: ドイツ出張時に訪問したミュンヘンのドイツ博物館の説明
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ブログにも掲載していただいたが、生簀(いけす)つきの漁船の展示など、さらに詳しい情報を知ることができた。ミュンヘンに行かれるときはこの博物館をお見逃しなく。また、チャーズモーガンの製作状況についても報告。

加藤会員、土屋会員、坪井会員 "構造模型3名人"から製作中の構造模型について飛び入りのプレゼン
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加藤会員は、製作中のルノメのキャップスタン、オーブン、グレーチング、釜戸、舵輪、階段、隔壁を持参。ツゲ材で製作された精巧なパーツには一同びっくり。現在、図面ではグレーチングと階段が甲板と同レベルになっているが、本当にそうなのか調べているところ。
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土屋会員が48分の1、坪井会員が96分の1でそれぞれ同じル・フランソアの構造模型を製作中。土屋会員は半螺旋階段が上手くできなくて苦労しているというと、坪井会員がご自分のやり方を披露。
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「私のやり方は大雑把で、出たとこ勝負」などとおっしゃっていたが、どうしてどうして超緻密な螺旋階段を切り出して作って対応されておられる(写真参照)。素晴らしい出来えの両作品に会場は感嘆しきり。

*開催日時:2013年7月6日(土)12時半~17時半 於:水道橋会議室

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今年度5回目となった帆船模型製作研修会。午後半日をかけて開催された研修会には、約40名が参加、広い教室がほぼ埋まるほど。各発表ごとに容赦ない意見と質問が飛び交い、終了したのは午後6時ぎりぎりに。

特に、第一部では6名の会員から質問やノウハウの提供そして治具の紹介や木材の提供まであり、盛り上がって時間も大幅に延長された。また第二部では、5名の会員が製作過程を熱っぽく話をされた。

4月のザ・ロープ展を控えたこの時期になると、完成して出展を待つばかりになった方、艤装も終わり最後の追い込みまでに残された課題をしっかり整理されている方、来年?の出展に向けて大作を製作中の方など、製作状況もさまざまだ。

さり気なく話す製作過程で工夫したところ、楽しそうに語るエピソードなどを聞いていると、今度の展示会で作品を観る目も自ずと違ったものになる。楽しみだ。


第一部:相談会&ノウハウ交換

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鳥羽会員-製作中のゴールデンハインドを持参。外板を張る際にスティーラーをきれいに入れる方法と船底を白色塗装する際にその高さの決め方について質問。
羽仁会員-ストフープとセイルの、結束方法について質問。

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松本会員-作中のピケットボートのエンジン部分の製作報告。

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佐藤会員-ビーバーの銅板張りと細部精密部品の製作報告

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田中(武)会員-ザ・ロープオーサカの大槻会員が製作された治具の紹介。プロクソンのバンドソーに取り付ける事により木材直線切削が簡単にできる。

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土屋会員-木材(ローズウッド?)の無料提供。

第二部:スキルアップ発表
いずれもパワーポイントを使用したり写真をプロジェクターに映して分かり易く説明
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川島会員-ヒアシンスの製作(第2回)

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赤道会員-ピーターパンの海賊船=セイルに風をはらんだような状態で製作す方法とケースの製作方法

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塩谷会員-サー・ウィンストン・チャーチル=キットにないグレードアップ

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栗田会員-チャールス・モーガン=の製作

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村石会員ー私のストラクチャー・モデル

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