2009年04月18日

校長日誌 早松礼子さん No.2

今回の合格者早松礼子さんの効果的1級面接試験の学習法をご紹介いたします。

早松さんはスピーチの授業の時いつもニコニコ楽しそうに見えました。
英語を話すのもスピーチの内容も優れていました。
ところが途中で挫折しそうになって落ち込んだときもあったことを後で知らされ、驚きました。ご自分自身の挫折感、自信喪失、不安を周囲に全く感じさせることなく明るい存在でした。試練に出会ったとき、辛さ、苦しさを外に表さない人が本当に成熟した人間といえるのでしょう。実際の面接試験では、心をうまくコントロールして緊張することなくユーモアまで入れて見事なコミュニケーション力を発揮し合格されました。

2.テソーラスで学んだこと スピーチの学習法
 2つの明確な論点を挙げる。 自分の意見をサポートする 「Example」を入れる。論点はClear&simpleに。声は大きく、はっきりと。笑顔で。などなど。数えるときりがありません。ノートに書き溜めて、特に大事な点はライトペンでマーク!と基本的な勉強法で進めました。
 レッスンでは、自分のスピーチをネイティブ講師が厳しく評価するので、改善点が明確にわかりました。特に、自分では全く気がつかなかった欠点、早口でぼそぼそした話し方であることを指摘されました。スピーチの内容についても、「なぜそう思うのか」の理由付け、根拠が甘く、説得力がない点を何度も指摘されました。そこで日ごろから、頭の中で「なぜ?」と疑問を作り「こうだから」と理由付けする練習をしました。
 グループレッスンというのも、効果的だったと思います。他の生徒さんのスピーチ自体も大変参考になりました。
 またその方に対する講師陣のアドバイスが参考になりました。たとえば、ジョン先生が、「一つのポイントは、3〜4文程度でよい」と他の生徒さんに説明していたのを聞いて、なるほどと思いました。

3.受験準備中つらかったこと
 自分の論点をサポートする「Example」を、新聞・雑誌・本などから毎日必死で集めました。ところが、レッスン中の即興スピーチで、集めた「Example」をうまく生かすことができなくて悩みました。自分の中で、それぞれの事例を消化しきれていなかったのでしょう。
 事例集めに疲れはて、その悩みを友人に打ち明けたところ、その友人の知り合いでテソーラスを受講して合格された方から、「他の合格者の方で、いつも家庭や趣味など自分の生活で身近にある事例を取り上げて、上手にスピーチする方がいたので、事例集めにあまり根をつめなくてもよいのでは?」とのアドバイスをもらいました。自分の生活をさらけ出すのは嫌だなあと思っていたので、スピーチではあまり家庭生活には触れなかったのですが、合格のためにはそんなぜいたくを言ってはいられないと思い、その後のレッスンでは、いわゆる「家庭ネタ」をふんだんに使ってみることにしました。これが、意外と自分にあっていて、リラックスしてスピーチできることを発見しました。その後は、だいぶ自分らしいスピーチができるようになっていったと思います。レッスンの大分後半の方ですが、小林さんからも「よくなってきましたよ!」と褒めて頂き、だんだん自信がついてきました。実際、試験本番でも、主人や子供の話題で乗り切りました。

4.試験直前対策
 私は極度に緊張するタイプなので、本番で緊張をほぐすことが課題でした。そこで、あの北島康介もお勧めの「勝負脳の鍛え方」という本を購入し、外科医である著者が行っている緊張のほぐし方を参考にさせて頂きました。大変役に立ちました。また、著者いわく「緊張するのは集中していないから」とのこと。そこで、テソーラスのレッスンで使ったノートに書いた重要ポイントを頭の中で繰り返す、という方法で集中することにし、本番では十分集中できました。
 あと、レッスン後半の模擬面接で、講師の方々にユーモアも大事であると教えて頂いたので、せっかく何かの縁でお会いするわけですから、本番では面接官も自分も楽しく過ごせる時間にしようと思いました。おかげで、軽いジョークで面接官の笑いを誘うことができました。タイムキーパーの方まで一緒に笑っていました。その時は、心の中で「やった!」と思いました。

早松さんの前向きで積極的な勉強法は、これから受験される方のお役に立つと思います。ひたむきに気合を入れて勉強されることによって、合格の扉が待っていると信じます。



2009年03月15日

校長日誌再開します

春になり、心も新たに校長日誌を始めます。
よろしくお願いいたします。

18年間、テソーラスハウスで数多くの生徒様との出会いがありました。
人それぞれの生き方、いろいろな考え方をたくさん学ばせていただいています。
スピーチで成功するには、ご自分の意見・人格を鮮やかに表現する力が求められます。

今回の英検2次試験は、さらに難しい時事問題のトピックスが多く出題されました。
今回のテストで悪戦苦闘の末合格されたひとりの生徒様のナマの声をお届けいたします。

早松礼子さんのケース

テソーラスに出会って合格するまで
 英検2次1回目のトライ:47点。ちょっとショックでした。
 英検2次2回目のトライ:ネットで見つけた2万円強のテキストを購入し、ひたすらシャドーイングをしました。Speech,Interactionとも点数が伸びず、やはり落ちました。54点。かなりショックでした。
 英検2次3回目のトライ:ケチっていてはいけない!と決心し、2回目の帰りにもらったいくつかのチラシの中に、テソーラスハウスを発見。料金が良心的で、ネイティブ講師陣の名前入りだったので、信用できると思い、即受講を決断しました。結果、76点で合格しました。

英検1級にトライしてよかったこと
 なんといっても、「英検1級保持者」になれたことでしょう。これで、今の就業先が立ち行かなくなっても、仕事を続けることができると思います。
 また、性格がかなり「前向き」になりました。家族が驚くほどです。自身が持てるようになったからですね。人生を楽しく感じるようになりました。
 もちろん、スピーチネタ集めのおかげで、時事問題に詳しくなり、さらに以前は全く関心の無かった分野にも目を向けるようになったため、ものすごく視野が広がりました。また、論理的に考える力がついたおかげで、報告書作成など仕事の面でもとても役立っています。

早松礼子さんは、スピーチコースの中ごろから急速にスピーチが上達された生徒さんです。何が大切で何をやるべきか焦点を絞って集中できるタイプの方です。
上達していくのがご自分でわかるので自信が持てる、自信は発信力を高める、積極的発言は聞く人を引き付ける、この相乗効果はスピーカーに活力を与え、明るい雰囲気を作り出す理想的な合格パターンでした。

今後もポジティブな人生を歩まれることでしょう!
次回は早松礼子さんの勉強方法を公開します。

テソーラスハウス 小林蕗子



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2008年03月04日

失敗は成功のもと

今日から
ちらほらと英検1級の試験結果が発表されてますね。

受験された方たちの中には
「自信満々」
「不安に揺れている」
「諦めている」など
十人十色の想いで、結果を待っていることと思います。

「検定試験ブーム」の時代、
自分の能力で、
サバイバル、meritocracyの社会で生き残るために
自分自身に付加価値をつけることが求められます。

最近この傾向がますます強くなっているように思います。
そのためか英検1級に挑戦する方の数が増えているようです。

一度は失敗して諦めていたが
「もう一度がんばってみよう」という方も多くなっています。

女性は「英語で勝負」という願望、
男性は「英語が出来なければ仕事でどんどん落ちていく」という不安、、、


前回合格した当校の生徒さんたちの話です。

ビジネスマンのRさんは、
英検に合格後すぐに海外出張、国際会議参加が増え、
仕事が楽しくて仕方がないとのこと。

28歳のSさんは
米国名門大学のMBAに合格たとのこと

彼らは英語に優れていることで、
キャリアアップのチャンスがどんどん増えています。



何回も失敗を繰り返し
ついに合格した時
ふと気がつくことがあります。
「もう英語はこわくない!」

自分の考えを英語でスラスラ話せる。
ネイティブと対等に議論できる。
そしてロジックでも負けない。

自分の意見を英語で話すことで
「自分を再発見」「新しい自分を見つける」ことができる。

最初は意見を人前で話すことが苦手で
英語で話すとさらにおどおどしていた人が
イキイキとした表情で
自信にあふれて話す表情は本当に美しい!

英検1級二次面接の合格のキーワードは
「自分を変える!」ことかもしれませんね。

見事に変貌する生徒さんを見続けて17年
テソーラスハウスは
一人ひとりの生徒さんの
前進を喜びとして歩んでいきます。




2008年02月26日

子どもの生きる力はどこから?

スピーチクラスでは毎週分野ごとのトピックスについて発表します。
「文化」「経済・ビジネス」「教育分野」等々。。。。

先日の授業で教育分野のトピックス
『子どもの好奇心をどのように伸ばすか』を
テーマとしてディスカッションしました。

なぜ、今の日本社会では多くのこどもたちが「好奇心」「向学心」を失ってしまったのか?
「別にぃ。。。」
「意味なぁい。。。」
「興味なぁい。。。」など
apathetic な言葉が
幼い子どもの口からも発せられています。

本来あるべき
子どもの生き生きとした好奇心は
どこに消えてしまったのでしょうか?

子どもを取り巻く
「成熟した豊かなハイテク社会」という環境が
そうさせているのでしょうか?

日本の子どもは義務教育が保障されています。
IT情報社会の中で
「いつでも」「どこでも」「好きなだけ」
情報が入手出来ます。
「刺激的なゲームソフト」
「多種多様な機能を持った携帯電話」が
次々と開発され市場にあふれています。

自分で「自分がやりたいこと」を考える前に
企業が「自分の代わり」に考えて提供してくれるのです。


ドキュメンタリー番組『世界の子どもたち』は
貧しい国の子どもたちの生活を映し出していました。

主人公はフィリピン・ミンダナオ島出身の少年(12歳)

彼の実家は貧困家庭で妹と2人都会に出稼ぎに出ました。
幼い兄妹は街の片隅に身を寄せ
野菜市場でビニール袋を売りながら
住み込みで働き始めます。

微々たる収入の中から家族に送金し
爪に火を灯すように貯金して
いつの日かミンダナオ島の家族に再会することを
ひたすら夢見ます。

彼は毎日
一枚でも多くビニール袋を売るため
懸命に知恵を絞ります。

彼は大人びた表情で静かに語ります。
「学校に行ければもっとよい仕事に就け
今より多くの収入を得て
家族を楽にさせてやれるのに。。。。」

学校に通えない彼にとって
「学校に行く子どもたち」は
羨望のまなざしで見るしかなかったのです。

私は彼の想いに痛々しさを感じると同時に
「生きるたくましさ」を垣間見ました。

幼い兄妹が出稼ぎに出て2年。

2人は旅費を貯め
ずっと、ずっと
夢見ていた故郷に帰る時が来ました。

親元をはなれ生活した2年間は
2人を確実に大人へ近づけていました。

しかし故郷へ向かう船上で見せた
喜びと興奮にあふれた
幼さを感じさせる表情は
私の心にすがすがしく印象的に響きました。


これも
子ども「生きる力」なのだと痛感。

子どもたちに義務教育も与えられない
途上国の政治的貧困は問題ですが
それと同時に
恵まれすぎた日本の子どもの「生きる力」は
大丈夫なのでしょうか?

「好奇心」「学習意欲」そして「生きる力」を
日々摘まれながら育つ子どもがいるのではないか。。。。?


2007年10月24日

Rさん一次試験を終えて


前回の校長日誌に書きましたRさんから、この秋の英検1級一次試験の報告を受け取りました。以下Rさんからのお便りです。



昨日1次試験を終了し、今日解答速報で答えあわせをしました。
エッセイを除き67点でした。前回(1年前合格時)64点でしたので3点も上がりました。
1次試験のための勉強は単語くらいで、それ以外はテソーラスのスピーチに集中していたのでうれしく思います。
論理的な文章を書く訓練が、読解やリスニングのPart2に生かされたと思います。
英検1級が全方位の試験だということを改めて痛感しました。

肝心のエッセイは、Should more be done to eliminate world hunger?でした。
テソーラスで土曜日にHow can we eliminate poverty in Africa?をやっていましたので、題目を見たときに”It is a gift!!!!”と喜んでしまいました。
小林先生は英検の回し者??と疑うぐらいの的中振りでした。
と上記一行は、広く読者向けで、実のところはこの題目を見たときもすぐにテソーラスでやったことはわかりましたが、喜ぶことも無く冷静沈着に取り組み、理由を二つ、サポートするアイデア(事実)を入れて一行余らせてほぼ通常通りの仕上がりで書くことができました。
以前の私であれば、あまりの的中振りに舞い上がるところでしょうが、毎週数多くのエッセイを書いてくると(もう200近くたまったでしょうか?)
どのような例題にもなんの戸惑いも高ぶりも感じることなく、筆を進めることができるようになりました。
これもひとえに小林先生の教えと感謝します。
まだ、合格通知が来たわけではありませんが、最近の合格最低点が高くても82点であることからすると、エッセイで15点あれば合格。
28点中15点以下になることはないと考え、今日から2次試験に向けて、冷静に(?)駒を進めることとします。
引き続きよろしくお願いします。
いよいよ2回目の試験が近づいてきました。テソーラスの教えを胸に国内学習者の誇りをもって望みます。



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