婚前調教

「婚前交渉」という言葉がありますが、この「婚前調教」はそれをもじった私の造語です。

M性を持った女性は、若い頃から何らかのきっかけでSMの世界を知り、緊縛写真などを観て体を熱くしながら自分のM性を自覚していることが多いものです。いつか自分も経験してみたいと思いながら、どうすれば体験できるかもわからず、勇気もなかなか出せないままでいる。そのうちにノーマルな男性とのお付き合いが始まり、やがて結婚も意識する年齢となっていく・・・。

そういった適齢期のM女性が、ノーマルな男性との行為では自分が性的には満たされないことをより一層自覚するに至り、独身時代のうちにと意を決して調教を経験する。こういうことを称して、「婚前調教」と呼んでみました。

このブログを読んでいる女性にも、SMを経験したいと思いながら悩んでいる独身のM女性がいるかも知れませんね。勇気を出すのであれば、早く勇気を出した方がよいと思います。理想のS男性と出会うにも時間が必要ですし、SMの世界は奥深く、被虐の悦びを経験したと実感するようになるにもまた時間がかかります。結婚が近づいて急いで「婚前調教」を受けても、不完全燃焼感が残ることになりかねません。

「婚前調教」の経験が結婚の支障になる心配、それはないと思います。結婚や出産が女性にとって大切なものであることは、M女性本人がよくわかっています。性的に満たされた経験を胸の中に封印して、次の人生に一歩を踏み出せますし、心あるS男性であれば快く見送ってくれるものです。・・・といっても、中には結婚後も密かに調教を受け続けることを望むM女性もいるでしょう。今日の２枚目のイラストはそういう女性を描いたものかも知れませんね。

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首輪

「私はノーマルな女性です。」「ＳＭなんて興味はありません。」「変態なんて、男性であっても女性であっても軽蔑します。」日常ではそんなすまし顔でいる女性に首輪をはめて身悶えさせ、跪く姿を眺め下ろすのも、調教の楽しみです。

そして、様々な邪な責めでこってりといたぶった最後には、首輪をはめたままベッドに追い上げ、ようやく主のモノを与え更に狂わせます。きっとそれは、マゾ女性にとって至福の時間でしょう。

首輪は、愛情と支配の標と言えます。

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麻縄かボンデージか

調教には、麻縄を使った緊縛や猿轡といった和風のいましめ方と、革の手枷足枷などを使って拘束する洋風のボンデ―ジがあります。

S男性やM女性によって好みもありますし、麻縄が似合う女性もいれば、ボンデ―ジが似合う女性もいます。私の感覚では、柔らかさやしなやかさを感じる女性は縄での緊縛が似合い、一見はSに見える堅さを感じる女性はボンデージが似合います。

また、気が強くボンデ―ジの方が似合っていたM女性が、調教が進むにつれて柔らかさを帯びて縄も似合うようになる、といったこともあるでしょう。

私は麻縄とボンデ―ジ、どちらも楽しみます。調教の流れ、その日の雰囲気も考えながら、使い分けて調教にバリエーションを持たせるのが、M女性に新たな羞恥や被虐を与えることになります。

縄での緊縛画が多い椋陽児の、珍しいボンデージイラストをご紹介します。

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鏡の中のM女・２

ブログの更新が久しぶりとなってしまいました。東京はようやく気温が下がり、秋の気配がしています。日も短くなりました。

7月末に書いた記事「鏡の中のM女」↓
http://blog.livedoor.jp/thesecretdoor/archives/29867287.html

その後の画像です。腰のベルトで固定されたバイブで責められる自分の姿を、正面を向いて直視するように命じました。恥ずかしさからか、突き上げる快感からか、首を振ってますます乱れていきます。

目の前に見えるベッドの白いシーツ。早くその上に追い上げられて、ご主人様のモノを与えれたいと願っているのかも知れません。しかし、サディストは簡単にはM女の望みをかなえないのです。

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愛情と支配

BDSMにおいて、愛情と支配は表裏一体です。サディストにとってもマゾヒストにとっても、愛情と支配のどちらか一つだけが存在する関係はあり得ないか、長続きしないと思います。

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