2009年11月11日

昔の話

昇級審査を受けられた方々お待たせいたしました。昇級状もできましたので今日の稽古からお渡しいたします。

さて、最近のブログを見ていると理屈くさいのが多かったので今日はスカッと空手の四方山話でもしておきます。

私が空手を始めたのは高校1年生の夏で流派の名前もフルコンやら寸止めやらなんの事やらまったくわからないウブなヤングボーイだったのですが時はまさしく格闘技ブームの夜明け前でした。

まだまだ大山総裁の存命中の極真会館は隆盛を極め、ボクシングでは辰吉対薬師寺など稀代の名勝負を終えたばかり、相撲では若貴ブームの真っ最中、正道会館もトーワ杯などのk−1の雛形のようなイベントを次々と開催し、修斗では中井・朝日といった今日の日本総合格闘技の黎明期を支えたレジェンド見たいな方々が活躍されていました。プロレス界でも第2次UWFを得て、リングス、Uインター、藤原組など実戦系といわれる団体が人気を博し、今日に至る格闘技ブームを支える名選手が凌ぎを削っていました。

中でもやはり話題の中心はプロレス系格闘技と空手でした。

私はどちらかというとプロレスが好きだったのでリングスやUインターの試合を格闘技通信やビデオなんかで見ていましたが、空手道場に入門してから先輩に借りて始めてみた空手の試合が入門した前年度に行われた

「第5回全世界空手道選手権大会」

優勝は現新極真会館代表の緑健児代表でした。

身長165cm、体重73キロ、無差別が基本である空手のトーナメントにおいて最軽量に類するこの「小さな巨人」が(ご本人はこの名称が大嫌いだそうですが・・・)世界に冠たる極真の世界大会を制した正に「柔よく剛を制す」という武道の真髄というか夢というかそういったものを体現された大会でした。

ただ、私が目を奪われたのは優勝者した緑代表でもなく、新進気鋭のブラジリアンファイター、フランシスコ・フィリオでもなく、生前の大山総裁最後の演武となった「天掌」の型でもありませんでした。その人の名は

格闘機械  黒澤 浩樹

その人でした。論より証拠これをご覧あれ

これは果たして私が何百回か見たであろうメディアエイトの傑作「第五回全世界空手道選手権大会」のワンシーンです。往年の名選手から次世代のスターまで余すところ無く紹介していく構成は初心者の私にも非常に分かり易く玄人衆にも存分に楽しめる作品となっています。

この紹介の中頃に現れるのが格闘機械こと黒澤浩樹その人です。
この人の代名詞はなんと言っても

「下段回し蹴り」

圧倒的な破壊力で相手のカットごとなぎ倒し、表情一つ変えずに流れ作業の如く相手を屠っていく様に私は釘付けになりました。
この大会では残念ながら準決勝で優勝した緑選手に判定負けを喫しますがその強さは圧倒的でした。

そんな興奮を道場に行った時、ビデオを貸してくれた先輩に話すと、ま〜出るわ出るわこの人の伝説が。その伝説一つ一つが私の心のど真ん中にビシビシ響き渡り、その日から私はありがちな黒澤信者となり日々「下段回し蹴り」を稽古で磨く日々が続きました・・・・

若かったんですね〜

そんな、黒澤信者の私がオススメする黒澤浩樹ベストバウトはなんと言ってもこれでしょう

第4回全世界空手道選手権大会 対ピーター・スミット戦
 

どぉ〜ですか、昨今こんなに熱い戦いは少なくなりましたね。恐らく昭和63年だったとおもいますから今から20年ぐらい前の大会ですが熱気が凄いです!

しかし、この熱気には色々理由がありまして・・

この4回世界大会は裏話的にも極真史上最も苛烈な大会だった事で有名で漫画の様なシチュエーションがこの舞台の裏にはあったんです。

まぁその辺りはまた今度気が向いたときにでも。


971120r5写真はリングスといえばこの名勝負





ヴォルク・ハン  対   ディック・フライ

の名勝負数え歌

 



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