the-UG. Idiot Journal
SJ/coverSKI journal
8月号(今期1号目)
辻SAMBO和之、須賀史朗。
ダブルスによるカバー掲載。

SKI journal(以下:Sj)とは、創刊から42年を数える由緒正しきスキー雑誌。競技やデモ、基礎など、「健全な生涯スポーツ」として長くスキー業界を牽引してきた雑誌です。スキーをしたことがない人でも本屋さんで見かけたり、雑誌名ぐらいは聞いたことがあるはずだ。
幅広い購買層に愛読され、発行部数もスノーボード雑誌の比ではありません。取り上げられるパーソナルも三浦雄一郎氏や上村愛子といった、いわば世界の「大御所」。ゆえに、50mのキッカーで5回転した写真やトリプルダウンのハンドレールにフリップインしてる写真なんて必要ないのです。

要点はここから。
彼らは、そのSjの表紙を狙って獲りました。
Sjに向けて、その画を狙って撮りました。
大御所でもなく、むしろスキー業界では異端な彼らがSjの表紙を飾るなんて、快挙というより、奇跡に近 . . .
普通の考えから言えば「不可能」。
そんなの100、いや1000も承知で「SJのカバー用で」と言い放ち、この撮影を試行しました。
使われるアテもないのに超本気で. . .

この写真はウェアもアクセサリーもゴンドラも、そこに写り込む全ての要素にこだわり、ライダーのアクションやファンキーな表情、空気感まで、全て完璧に計算された写真。スキーの歴史や伝統に対するリスペクトを踏まえた上で「懐古主義」まで昇華させた作品です。(ストーリーは本誌に掲載されていますので、是非買って読んで下さい。)

近年のスノーボード界も「レトロ」を表現として利用している、表面的で商業的な「レトロ」とは一線を画しています。

スキーの新しい流れとして「フリースキー」というカテゴライズが定着しました。パークでのジャンプやボックス、グラトリ(死語ですね)など、裏を返せば「スキーのスノーボード化」が進んでいます。スキーに誇りを持っているはずのスキーヤーが、スノーボーダーの築いたカルチャーに飲み込まれるってのは、ちょっともったいない気もします。せっかくスキーの歩んできた歴史があって、スキーでしか表現できない楽しさがあるのに。綿密に練られたあの写真から、そんなメッセージが見え隠れ。

歴史や伝統と、それに敬意を払った上での新しい流れ。
それは決して交わる事はなくても、上手く調和させていけるのではないでしょうか。2本のスキー板が刻むトラックのように…  
(ウマいこと言った!俺!)

スガちゃん、サンボ、おめでとう!
有言実行。
ステキです。

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みんな、元気にやっとる?!

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