ブログネタ
スマイルプリキュア! に参加中!
スマイルプリキュア!第11話視聴。

素晴らしい回でした。
笑い、驚き、感動、かっこ良さ、命の尊さ。
こんなにたくさんの事が、非常にテンポよく描かれていました。

特に、キュアマーチがマジョリーナさんに対して啖呵(虫けらって言うな!小さな虫たちだって一生懸命生きている!)を切るシーンは、しびれましたね。私、どうもマーチ回と相性が良い、というか、あの正面きって言い切ってしまう強さに惹かれている様です。

なお=キュアマーチは、家族愛や命の尊厳といった、一見当たり前の様で、実は肯定する事が難しい事を、迷いなく言い切る、まさにスーパーヒロイン、子供達が憧れる伝説の戦士、プリキュアたる資格を備えていると感じます。

そしてマーチの、あの迷いのない肯定は、どこか愛や命の意味に疑問をもってしまう、私の様な弱さを持つ大人にも、勇気を与えてくれます。不思議な気持ちです。何故、彼女の言葉はこうも心を揺さぶるのか。今思い出すだけで、少し涙が出そうです。「勇気リンリン直球勝負!」、か。マーチの勇気とその真っ直ぐな言葉は、むしろ周囲の人に勇気を与えてくれるものなんですね・・・。本当に、スマイルプリキュア!という作品、そしてキュアマーチに出会えて良かった・・・。


それでは、以下、思った事をつらつらと。

今回、良い意味で、子ども向けの内容でしたね。何というか、「子ども達に、真正面から本気で向かい合う、作品を作るんだ!」というスタッフの気概を感じました。

まずは、笑い。
すっかりマジョリーナさんの道具をプリキュアに届ける役になってしまったアカオーニさん。今回も、チイサクナーレは彼の手で人間界までバッチリ届いています。そして、まさかの再登場、というか、ついに知り合いになってしまった警察官。この人はいい味を出してますね。
警「マジョリーナさん、いい名前ですね」
マ「この名前の良さが分かるだわさ」
とマジョリーナさんが赤くなり、二人の仲はさらに進展したようです。また、プリキュア対小型アカンベェのシーン、観戦しているマジョリーナさん、まるでカブトムシの相撲を応援しているかの様で。横ではキャンディも応援してます。何とも、平和な光景です。

一方、チイサクナーレで小人になったプリキュアメンバー。5人が巨大な机の上を走っていくシーンは、シュールな可笑しさを感じさせるシーンでした。また、今回なおの虫恐怖症が、コミカルに何度も何度も何度も描かれ、一番苦労していたのは、やはりなおでしたね。次点で高所恐怖症を、なおと共有するあかね。この二人が巨大ビルの様な机と机の間を、透明な定規の橋で渡るシーンで、怖いのについ下を見てしまう。わかります。なおはここで一度目の失神。その後も、傘デコルでの落下傘、なおはあかねに抱きついて、あかねが二人分の傘を持っているというシーン。なおは目をつぶっているし、あかねも、下を見たらあかんでぇ、と必死です。れいかは通常営業のにこやかさでしたが、この状況を割と楽しんでいます。例の傘のシーンも、メリーポピンズの様で、普段ならみゆきが提案しそうなアイディアですが、れいか、傘で楽しそうに降下していましたね。みゆきとやよいの二人は、特に恐怖もなく、むしろ積極的にこの状況に飛び込んで行きます。アリさんに運ばれたり、色々この大冒険を楽しんでいましたね。天然系メンバー(みゆき、やよい、れいか)には楽しい冒険だった様で、みゆきは葉っぱの船、やよいは定規を橋に、れいかは傘デコルで落下傘、と見事に状況に適応しています。常識&ツッコミ系メンバー(あかね、なお)は、あかねの肩車大作戦はあえなく失敗、なおは、恐怖に囲まれ、あちこちで大弱りの行軍となりました。

驚き、というか、センス・オブ・ワンダー。
今回、マリー&ガリーのコンビがいたら、色々解説してくれるであろうポイントが多かったですね。小さくなったから、水の表面張力の影響が大きいというのは、科学番組としても楽しめる、良い描写です。その事を指摘したのは、さすがのれいかでしたが、この人は、もう鉄板の解説者、全くゆるがない冷静さと観察力、知識を兼ね備えています。また、小さい体での大冒険、体が小さいから、運動能力が上がっている(?)&高所から落ちても影響が少ないのですね(高層ビルの様な高さを、体操着入れっぽい袋とその紐を伝って登り切る。さらに高い場所から、落下傘降下中に吹き飛ばされても、草のクッションがあったとは言え、あいたた、程度。さらに五人肩車が可能。一番下のなおには、通常ならすごい負荷、軽く100kg以上の力がかかっているはずです。さらにその高さから落ちても平気。これが通常の大きさなら、組体操が崩れた様を想像してもらえば分かりますが、ヘタをしたら骨折、もっと重症の可能性もあります)。この辺り、私に科学的教養が無い為なんとも言えませんが、ある程度考証がされているのではないか、という気がしますね。というのは、以前読んだフィクションで、人間をサイズダウンすると運動能力がアップするという描写があったからで、一応その本の作者は、生物関係の本を参考にされていたので。まあ、ちょっと興味深い内容です。また、小人視点と通常視点で、音の高低が違うのも、芸が細かいですね。音の件と原理的に同じ様な気がしますが、小人状態の方が主観時間が早い(キャンディの動きがスローに見える。シーンによっては、演出優先なのか、この法則も乱れていましたが)というのも、良い描写ですね。

かっこ良さ。
これは、もう言うまでもないですが、今回の戦闘シーン、その後半が凄かった。今までで一番動いていたんじゃないのかな。またプリキュア達のアクションも、歴代に劣らない、熟練の動きです。経験を積んで動きが洗練されたのか、はたまた、小人化による運動能力向上の恩恵、もしくは演出のさじ加減なのか。ともあれ、マーチが啖呵を切った後のアクションには、眼を見張るものがありましたね。

感動と命の尊さは・・・、冒頭で述べてしまいましたね。マーチの命に対する肯定シーンですね。このシーン以前に、虫が怖くて一通り逃げまわったなおが、その果てによじ登った草から落下、クッションで助かり、それがダンゴムシと気づいて二度目の失神。その後、気がついたなおが、ダンゴムシの子ども(鳴き声が可愛らしい)に心配されて、落ち着いて虫たちの様子を眺める所とか、凄く良かったです。私も実は虫、特に羽のある虫が苦手なので、なおの気持ち、パニックになってしまうのも、よく分かります。でも、そんな虫達も、落ち着いて見ると、ただ彼らなりの調和(捕食者のカマキリや蜘蛛もいます)にそって、一生懸命生きている、私達とそう変わらない存在なんだな、と思わせてくれます。これは、ラスト手前、キャンディが虫たちと会話(虫がありがとうと感謝する)して、その内容を聞いたれいかが、そのままの事を述べていますね。ともあれ、そう描かれていたのか、演出の効果なのか、なおのパニックが落ち着いてからの虫たちは、れいかの、「こんな身近に虫の町があるという事に感動した」と言うセリフもあって、普段感じる気持ち悪さは全くなくて、ただ、そういう命の形なんだ、とストンと納得してしまいました。また、今回一番最後のシーン、なおが虫は怖いままというのも、良かった。怖いという事と命の尊さは、全く関係ないのですね。虫恐怖症を克服していたら、それはそれで、別に怖いものではないよ、というメッセージで十分納得できる流れになったとも思います。でも、なおの虫恐怖症が克服されなかった事で、苦手である対象(虫達)と、その命の尊さは、別個の物という事が、より確りと描かれたと思います。スタッフが真剣に、真正面から子ども達に向き合っている、その姿勢が酌み取れる演出でしたね。

今回は、見ていて、すごく元気をもらいました。コミカルなシーンで笑って、虫たちの営みと、それを肯定するマーチのシーンで感動して。スマイルプリキュア!本当に良いアニメですね。

次回は、れいか回、かつ驚きのパワーアップ回の様ですね。こんなに早いパワーアップは歴代でも初めてなんじゃないのかな。ともあれ、次回も楽しみです。

スマイルプリキュアストア
Let’s go!スマイルプリキュア!(DVD付)
Let’s go!スマイルプリキュア!