「リファーラルマーケティング」(著者:アイヴァン・マイズナー、マイク・マセドニオ/アチーブメント出版)という本に、「コンタクトサークル」という概念が出てきます。

今日の取材と重なる部分があったので、ちょっとメモしておきます。


コンタクトサークルというのは、自分がやっている仕事と補完関係を築けるような会社、および個人で構成されるグループのことです。

重要なのは、自分の仕事と「競合」していないこと。



例えば、私がウェブ制作会社を経営しているとする。

社内にはデザイナーが2人しかいないので、毎回、フリーのウェブデザイナーやプログラマーに発注している。
さらに、いつも頼りにしているコピーライターやカメラマンもいるし、ユーザーテストをお願いしている会社もある。

私の会社のまわりには、フリーランスの人たちや(うちでは対応できない仕事を依頼できる)専門の会社があって、メール一つで力を貸してくれる。


これが、コンタクトサークル。
そして、私の会社がハブファームです。



この補完関係にある個人や会社が多いほど(コンタクトサークルが大きいほど)、リファーラル(紹介)が発生しやすくなり、「紹介が紹介を生む環境」が出来上がっていく。


たった2人しかデザイナーがいない小さな制作会社でも、数千万規模のプロジェクトをこなすことができるわけです。



先ほど取材させていただいた会社は、とても大きなコンタクトサークルの中心的位置にいて、スタッフは数人なんですが、ビッグプロジェクトを動かしています。

補完関係にある個人、企業に恵まれているということです。
フリーのイベントプロデューサーなどは、まさにこの仕組みを最大限に使っている人ですね。


逆に、そこそこの規模の会社でも、コンタクトサークルが小さいと、「会社の限界が、仕事の限界」になるので、新しいチャレンジができない。


信頼関係の構築ですから、時間のかかることですけど、重要なことですね。



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筆者:
Creative Edge School Books