デジタルクリエイティブ・コラム

Museは、HTMLやCSSのコードを編集できない仕様になっていますが、ウィジェットやライブラリ、OAMなどのHTMLモジュールを組み込む方法で、さまざまな機能を簡単に付加することができます。

現在、一人出版社はAI(人工知能)導入による「読者サービスおよび受講者サービスの新しい仕組み」をテストしていますが、その中の一つ「チャットボット」を紹介したいと思います。
実際に試用しているシステムはネットで公開できないため、ウェブサービスを利用したプロトタイプの方を収録しました。

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まずは、この2分のスクリーンキャストを見てください。



ユーザー(読者・受講者)はチャットボットと対話しながら、ページのどこを見れば、必要な情報が得られるのかを把握します。

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ウェブサイトには、メニュー選択やサイトマップ選択、サイト内検索などが備わっていますが、新たに「チャットボット」という選択肢が加わることで、ユーザビリティがさらに向上します。

ここではまだ、テキスト入力の対話ですが、音声による対話もすでに可能になっています。声を出せる場所であれば、音声のやり取り、公共の場などではテキストでやり取りする。利用者がその場の状況に応じて自由に「選択できる」ことが重要です。

現在、試用しているAIのシステムは(テストに参加することを条件に)借りているものですが、いずれ個人でも利用可能な商用サービスになります。少なくともオリンピックが開催される頃までには実現するでしょう。もしかしたら、Googleが無料で使えるAIサービスを公開するかもしれませんね。


これは、人間の知能と同等の機械(ストロングAI)の話ではありません。コンピュータよりは知的で賢いウィークAIのことです。
AIと言うと、SF映画などに登場する「強いAI」をイメージすると思いますが、そうではないのです。いま使っているパソコンより頭が良いレベルの「弱いAI」は、すでにビジネスになっている。


「Muse でウェブページに「チャットボット」を組み込む」は、Museの中級編ワークショップで予定しています。ウェブサイトにチャットボットを搭載するレッスンを通して、インタラクションについて学習してもらいたい。
さすがに、AIのシステムは使えませんので、こちらでシナリオを用意する「なんちゃってAI」になりますが、それなりに機能する仕組みづくりを体験することができると思います。

HTMLやCSSの知識を必要としないMuseだからこそ、2時間程度のワークショップで一通りの作業を体験できる。「ウェブサイトにAIが備わると、どんなことが可能になるのか」を考えるよい機会になるはず。



現在、AI導入に関する連載「一人出版社がAIを導入してやろうとしていること」を掲載し始めていますので興味のある方はご覧になってください。


[3]利用者4000万人との対話(ビッグデータ)から学び、自ら成長を続ける中国のシャオアイス、AIを自分の恋人のように慕う23歳の男性

[2]ゆっくりと静かに進行する。私たちの身のまわりにあるモノが賢くなっていく世界こそ、まさにAIが遍在する世界

[1]時価総額69兆円のGoogleが、私たちに無料でAIサービスを提供しても何ら不思議はない


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一人出版社がAIを導入してやろうとしていること[3]

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筆者:
Creative Edge School Books