Keep On Thinking

少しでも日本の医療を良くして、多くの人々が健康な生活を送ることができる世の中にしたい。このブログは自分の思考の軌跡を綴る場であり、少しでも多くの人々に「気づき」を与える場でもある。医療、社会全般、科学にも視野を広げ、リハビリテーションや神経科学などの分野も紹介します。「必要なのは、信じる心ではなく、それとは正反対の、知ろうとする心である。-バートランド•ラッセル」

その他

4月から作業療法士になる君へ

新年度になりました。4月から作業療法士になる君へ

1. 毎日コツコツ勉強しよう。論文1本、教科書1ページでも毎日読み、勉強することが、未来で出会う患者さんを救うことにつながる。目の前の患者さんを救うためには、そのときまでに準備してきたことがものいう。

2. 人が面倒臭いと思うこと、つまらないと思うこと、嫌がることに全力で取り組もう。君の頑張りは、必ず誰かが見ており、将来困ったときに手を差し伸べてくれる。

3. どのような患者さんにも真摯に全力で向き合おう。患者さんとの一瞬一瞬を大事にし、「今、自分が持っている知識と技術でこの人に何ができるのか」を考えよう。

作業療法に止まらず、医療を極めて欲しい。自分の知識と技術で目の前の患者さんを救えることは嬉しく、楽しいことです。小さな努力を積み重ねて欲しい。そして何より、医療は、”自分自身”が武器になるため、仕事だけでなく、遊びや恋愛も頑張って欲しい。

ブログについて

紹介したい論文はたくさんありますが、ブログは休止中です。

すぐにブログが再開できればと思っています。

よろしくお願いします。

2016年、明けましておめでとうございます。

明けましておめでとうございます。

去年は、今までの人生のなかで、最も忙しく、最も充実した1年でした。リハビリテーション部での管理者としての仕事。臨床、教育、研究。回復期病棟が始動。医療安全管理者としての病院全体の医療安全文化のシステム構築。優秀な方々と一緒に仕事ができたことは、僕にとっての財産です。

来年は、30歳になる年です。20代で経験したこと、身につけた知識と技術を活かして、30代では新たなことにも挑戦しつつ、社会貢献していきたいと思います。1日1日を、1瞬1瞬を大切に生きたいと思います。

来年もよろしくお願いします。



第39回日本高次脳機能障害学会学術総会

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東京の渋谷で開催されます、第39回日本高次脳機能障害学会学術総会に参加してきます。半側空間無視に関する臨床研究を口述発表をさせていただきます。色々とディスカッションできれば幸いです。僕を知っている方がいましたら、声をかけてください。できるだけ学会の情報を発信していきたいと思います。

医療事故調査制度とは


私が勤めている病院で、全職員を対象にして医療事故調査制度についての勉強会をひらきました。勉強会で使用したスライドをアップしておきますので、平成27年10月1日から施行した医療事故調査制度について、まだ知らない方がいましたら、参考にしてください。

医療界では、今までに、カルテ開示やレセプト開示などの転換期がありましたが、医療事故調査制度の開始も転換期の1つとなるでしょう。

なぜ、作業療法士の僕が医療事故調査制度についての勉強会をしているのかって?去年の12月に副院長から医療安全委員会のメンバーに任命されまして、今年の8月に医療安全管理者の資格をとりました。医療安全管理者としての僕の仕事は、病院の全職員から報告していただくインシデントの分析をし、改善策を職員に伝えて話し合い、医療安全のシステムを構築することです。

医療安全管理者として働いていけるバイタリティはSacred Anger(聖なる怒り)です。なぜ、医療事故によって多くの人が亡くなるのか?詳しくは、以下の記事を読んでください。

医療過誤で亡くなる人をいかに減らすことができるのか。:Keep On Thinking

医療過誤による不幸な事故をなくせ:アゴラ

医療事故で亡くなる方が1人でも減らせるように、医療安全の文化、システムの構築に従事していきたいと思います。

2014年も感謝申し上げます。

2014年は「我慢」の年でした。研究は少しずつ進んでいますが、論文にするまでには至っておりません。なかなか、データが集まらない...なんていう言い訳が出てしまいますが、どうすれば良いのかもっと自分の頭で考えるべきだと自分自身に言い聞かせています。研究に関しては、焦っていてはいけません。来年も地道に頑張り、形にしたいと思っております。

当ブログに関しては、今年1年で累計約200,000PV、訪問者数が約133,000人でした。多くの方々に読んでいただき、感謝申し上げます。今年の11月頃から、プライベートで変化があり、更新が滞ってしまいました。来年早々、ブログの更新ペースを戻していきたいと思っております。来年もよろしくお願いします。

今年も多くの方々に助けられて、生きることができました。援助をいただきました皆様、本当にありがとうございます。そして、今年も多くの本、論文を読ませていただきました。本や論文を執筆された方々に感謝申し上げます。

来年は、病院が再編するため、仕事が忙しくなりそうです。プライベートでも人生の転換期になりそうです。今年以上に、多くの方々の援助を必要とするかもしれません。皆様のお力添えのほど、よろしくお願い申し上げます。来年もよろしくお願いします。

御支援、御寄付のお願い。

本ブログでも紹介しているように、現代のリハビリテーションは電気刺激装置やロボットなどの最先端の医療機器を併用していくことが、脳卒中や脊髄損傷による運動/感覚障害の改善に、より大きな効果があると言われています。

医学領域における最先端の医療機器は、莫大な労力と費用が研究開発に投入されているため、どれも高価であります。これらの医療機器の費用は、多くの場合、医療機関や施設の資金や、公的機関や民間の財団からの研究助成金などによって賄われています。このように、医療機器を購入するための費用の捻出には、いくつかの手段があります。

今回私は、それらの方法とは異なり、本ブログで医療機器を援助してくださる方、御寄付をしてくださる方を募ろうと考えております。このことは、私個人の独断で行っているものであり、所属している医療機関とは全く関係がありませんことを述べさていただきます。

御援助、御寄付してくださった医療機器は全て、私が勤めている医療機関を利用されている患者さんに使用させていただきたいと思っております。そして、臨床研究にも使用させていただきたいと思っております。

まず、以下のリンクから、私のAmazon ほしいものリストにたどり着きます。そこから購入していただければ、商品が私のところへ到着します。

Amazon ほしいものリストからは、以下の2つの医療機器を紹介します。

•伊藤超短波 低周波治療器 トリオ300
•低周波治療器・干渉電流型低周波治療器 組合せ理学療法機器 イトー ES-360

他の医療機器は、企業のウェブサイトから紹介します。

MUROソリューション:パシフィックサプライ株式会社
muro solution
図は上記サイトから引用

IVES:オージー技研(株)
IVES
図は上記サイトから引用

御支援、御寄付のほど、よろしくお願いします。御協力していただける方がおりましたら、以下のメールまでお願いします。
thnkks0304@gmail.com

人間の手の形態と機能は、約142万年以上前に獲得した。

2013年のPNASの報告によると、ケニアのKaitioという場所で、142万年前のものとされる中手骨が発見された。それは、我々の祖先であるHomo erectusのものと思われる。

Carol V. Ward, et al. Early Pleistocene third metacarpal from Kenya and the evolution of modern human-like hand morphology. PNAS 2013;111: 121-124.

142万年前というのは、当初考えられた仮説よりも、60万年前も昔である。中手骨の存在は、手の強い握りを生み、道具の使用を可能とさせる。そして、手の握りのパワーだけでなく、巧緻性も得られ、道具やモノの操作を可能にさせる。尖筆状を呈した中手骨を発見は、142万年前の我々の祖先である類人が、手の機能を獲得し、道具を操っていた証拠となる。

手の形
図引用元

BBC Newsでは、この発見によって、人間の手の進化の歴史がさらに解明されたと述べられている。現在、180万年前以上の類人の化石からは、この中手骨のような骨は発見されていない。そのため、我々人間の手の形態と機能は、約180万年前から150万年前の間に獲得したと推測できる。

150万年もの昔に、我々人間の手に進化したことに、手を見ながら何だか感慨深いものがこみ上げてくる。

2013年、今年も感謝申し上げます。

2013年、今年も残すこと、あと1日になりました。今年も健康を害することなく、臨床の現場で患者さんの前に立てたことは、自分自身として最も誇りに思えることです。今年1年を振り返り、お世話になられた方に感謝を申し上げたいと思います。

1. ブログについて
今年は100本の記事を書きました。当ブログの月間PV数はだいたい12,000PV、ユニークユーザー数は約7,000から8,000人で推移しています。今年1年間では、累計約140,000PV、ユニークユーザー数は約90,000人と、多くの方が当ブログに訪れ、読んでいただきました。多くの読者の方に当ブログを読んでいただくことが、継続するモチベーションの1つになっております。皆様に感謝申し上げます。

今年は、例年に比べてコメント数が減少した印象です。その代わりに、直接メールをいただくことが多くなりました。臨床上の疑問点から、論文に関すること、当ブログへの感謝のメールなど、内容は多岐にわたっていました。ブログを運営する者にとっては、読者からフィードバックを頂けることが、何より嬉しい限りです。今後も、どしどしコメントやメールをよろしくお願いします。メールに関しては、返信が遅れることがありますので、よろしくお願いします。

また、当ブログの記事を多くの方にTweetしていただきました。より多くの皆様に読まれるきっかけを作っていただき、感謝申し上げます。今後ともよろしくお願いします。

当ブログでは、多くの方々の論文や書籍を参考•引用させていただきました。新たな発見を見いだし、歴史を一歩前に進め、歴史に名を刻んできた先人の方々に感謝申し上げます。

2. 臨床について
今年は、1年間で150名近い患者さんを担当することができました。1人1人の患者さんから様々なことを学ばせていただきました。現在、勤めている病院に入職した理由は、できるだけ多くの脳卒中患者さんを担当したいことが1つです。年間150の症例数を経験できたことは、大変嬉しい限りです。来年もよろしくお願いします。

臨床で私を指導していただいた先輩方、2週間に1度臨床指導に来て下さった先生方に感謝申し上げます。特に、臨床指導に来て下さった先生方は、忙しい合間をぬっていらっしゃっているので、敬服いたしております。来年もよろしくお願い申し上げます。

私にとって、来年は大変重要な1年になると確信しています。色々なことが動き出しそうな1年間になるので、今までよりも気を引き締めて、臨床に精進したいと思います。

3. プライベートについて
目立ったイベントはありませんでした。続々と友人たちが結婚し、子どもが生まれるニュースが飛び交っていました。私にいつ春が来るのか。来年はその辺も頑張りたいと思います。

今年1年を振り返り、一番感じたことは、自分は多くの方々に助けられて生きていることです。また運の巡り合わせで現在に至っていることを強く思います。幾多のご恩を忘れないように、来年も頑張りたいと思います。皆様、よろしくお願い申し上げます。

アゴラに投稿しました。:医療過誤による不幸な事故をなくせ

医療過誤による不幸な事故をなくせ:アゴラ

久しぶりにアゴラに投稿しました。またまた編集者の方にタイトルを直していただきました。ありがとうございます。僕はタイトルをつけるのが本当に下手です。

不幸にも、医療過誤によって亡くなる方が現代の医療でも存在しています。それをゼロに近づけたい。

医療事故の現状を知る手がかりは、私が知る限り、『医療事故情報収集等事業の調査』しかなかったです。なので、全国の現状を把握するために、単純な比例計算を使いました。統計とか使った方が良かったのでしょうか。もっと良い方法、良い資料がありましたら、教えてください。
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脳卒中リハビリテーションの必読書

↑現在進行形で、こつこつ読んでいます。

↑日本語訳が出たみたいです。

↑英語ですけど、脳卒中リハビリテーションの教科書で世界No1だと思います。これは原著4版です。

↑原著3版の日本語版が出ました!

↑英語ですけど、神経疾患に対する効果的なリハビリテーションを学ぶことができます。

↑上の日本語版です。

↑作業療法士は、一読あれ。

↑高次脳機能障害に対するリハビリテーション、作業療法に関する書籍ではNo1だと思っています。

↑高次脳機能障害を学ぶなら、まずこれでしょう。

↑面白くて良書ですが、残念ながら絶版です。

↑第2版が出ました。改訂されて第6章に注意と注意障害が加筆されています。

↑症例が豊富で面白いです。英語の文献もたくさん紹介している。

↑読みやすくて臨床に活かせます。

↑高次脳機能障害に対する検査と評価の入門書。

↑ニューロリハビリテーションの入門書と言えば、これ。

↑ニューロリハビリテーションの入門書Part2。脳卒中に関わる療法士は、必読です。

↑学習と脳の関係を知らずして臨床ができるか。いやできない。

↑運動と脳の関係を知らずして、臨床ができるか。いやできない。

↑認知、注意、運動、思考など様々なトピックを面白く学べます。

↑物理療法、特に電気刺激療法を学び、治療に活かすには、この教科書が一番だと思います。

↑ハーバードの学生と教師が作り上げた教科書。心臓病の病態生理や治療を知ることができる良書です。

↑心電図の教科書がたくさんありますが、この本が一番わかりやすくて、臨床に活かせると思います。

↑脳卒中リハビリテーションでは、呼吸・循環の知識と技術も必要です。

↑リスク管理を学ぶなら、とりあえずこれ。

↑合わせて読みたいリスク管理本

↑上のケーススタディ本で、応用編。

↑栄養管理を学ぶための入門書。内容は歯ごたえがあります。

運動療法のための 機能解剖学的触診技術 上肢

運動療法のための 機能解剖学的触診技術 下肢・体幹
↑触診技術を学ぶなら、私はこのテキストを選びます。

筋骨格系のキネシオロジー カラー版
↑やっと出ました第2版。生体力学を学ぶならこれしかない。

↑基本動作の動作分析の教科書では、これが第一選択だろう。

コツさえわかればあなたも読める リハに役立つ脳画像
↑脳画像の入門書。おすすめです。

よくわかる脳MRI 第3版 (画像診断別冊KEY BOOKシリーズ)
↑第3版出ました!脳MRIの参考書では上位を争う。脳卒中だけではなく、脳疾患全般の画像が学べます。


↑神経疾患を学ぶなら、最高の入門書。

↑18版が出たみたいです。僕が学生時代は青だったな。神経疾患に対する検査と評価は、これがあればとりあえず大丈夫。

神経内科ハンドブック 第4版―鑑別診療と治療
↑神経内科は全般的におさえておきたい。

神経内科ケース・スタディ―病変部位決定の仕方
↑これ読んでから、ハンマー振る頻度増えました。


活動分析アプローチ-中枢神経系障害の評価と治療-【第2版】
↑第2版でました。ADLへの介入には大変参考になります。

↑第2版出ました!一般向けに書かれた脳卒中で失われた機能を回復するための戦略。

↑第2版の日本語訳です!
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