2007年12月30日

紛らわしい表示

最近、とみに質問が多いので、年の瀬にあたり、清々と新年を迎えたく、紛らわしい表示と正しい表示について書いておくことにする。
質問というのは、プラッターについてである。 オマエのところで売っている非磁性体プラッターは、限定発売というが、どこでも売っているではないか。というのだ。 良く話を聞いてみると、非磁性体プラッターとあるのは、実はアルミ製プラッターのことなのだ。 確かに間違いではない。 しかし、これはアルミ製プラッターと通常は呼ばれており、これを非磁性体と書いたり呼んだりするのは、つい最近のことだ。 つまり、鉄を非磁性体にしたプラッターが発売されてからのことだから、紛らわしいのだ。 そこで、3つのプラッターの写真を掲載し説明して、一度呼び名をクリアに統一できれば、と思い、今日は書く。
鉄製プラッター

名称 鉄製プラッター

通常の鉄製プラッターで緑色に塗装されている。 重量は4.30Kg(スピンドルを抜いた状態)






非磁性体プラッター
名称 非磁性体プラッター

スイスSCHOPPER製で、鉄から磁力を99パーセント取り除いた非磁性体鉄で製造されており、黒で塗装されている。 重量は鉄製と同じく4.30Kg。 強い磁力のMC型カートリッヂに本領を発揮する。 詳しくは http://www.thorens-td124.jp/Platter_neu_oben.html




アルミ製プラッター
名称 アルミ製プラッター

アルミ製で重量は鉄製より軽い2.80Kg 無塗装。 慣性質量が少ないため、モーターの性能が高い水準でないと、本来の音質は期待できない。 逆にモーターの精度が高く調整されていると、アルミ製プラッターの軽量が生きて、素晴らしいSN比が約束される。




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