2015年02月20日

TD184として開発された始めのころの個体 販売します。

本機はTD124エンポリウム仕様と同時進行して製造された個体です。 したがって、モータ・アイドラ・トランスポート部など動力部はTD124エンポリウム仕様とまったく同じ部品で構成されています。RIMG1718-02 
再生音は、印象として合理的なハーモニクスの成生が挙げられます。 どこにも力づくのこれ見よがしな迫力や押しはありません。 やわらかく自然な切れ込みを利かせて心地よく音楽が流れ、見かけからは想像できない音楽の深さを再生してくれます。 中音域に重きを置いた音楽表現、それゆえジャズもクラシックも同じ音楽量で鳴らしわけることができます。 キャビネットは本機のために特に注意して製作しました。 TD124に比べて軽量な本体にふさわしい木材を選り、側板にフェルトをサンドイッチして振動をコントロールしてあります。 中級機にありがちな音のダマがなくなり、音が伸びるようにしました。
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THORENS社が50年代60年代に発売したミッドプライスのセミオートプレイヤとは言え、調整次第ではトランスクリプションデッキでも味わえない世界を再生します。 独特のフォルムを持つBL104型トーンアームはなかなかの優れもの。 コイルスプリングによるダイナミックバランス式でもちろん針圧調整はネジ一本で可能、またアジマス調整機能もあります。 また、音質向上のためアーム周りを調整、ベアリングのクリーニング磨きを念入りに仕上げたために、ウソのようにスムーズな感度を実現。 さらに、トーンアームの硬化したビニール線をリッツ線に交換することにより、アーム回転にかかっていたストレスがなくなり、一層の音質向上が可能になりました。 中級機システムにピッタリ。 レコードをかけるのが楽しくなりますよ。



http://www.thorens-td124.jp/

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2015年02月

2015年02月17日

2015年02月01日