奇々怪々指揮者ウィリ・フェレロのライヴ盤
ホヴァンシチナ/キキムーラ/サロメの踊り/モーツァルト 交響曲34番より第1楽章/ブルスキーノ氏/美しく青きドナウ W.フェレロ指揮 ソビエト国立響 録音1951-2年 青松明レーベル(61年) ほとんど黄金時代東映映画の音楽が繰り広げられる痛快この上ないライヴステージ。 ケレン味たっぷり、田舎歌舞伎の大見得、本人は大真面目なのでしょうが、これは破天荒です。 でも、すごいこころゆたかな指揮をしているです。 モスクワの観客にも大受けの拍手を浴びています。 ソビエトの交響楽団の気持ち悪く甘いカンタービレを堪能してください。 水準の高いモノーラルにも好感が持てます。 ソビエト盤はライヴ録音のほうがスタジオより音楽的にとらえているように思えます。 4歳でパリのフォリ・ベルジェールの指揮をして以来、ヨーロッパを股にかけて活躍した音楽家で、ヴィスコンティの「揺れる大地」の音楽を作曲し、「自転車泥棒」の音楽を指揮したことでむしろ知られているようです。 Wiily Ferrero もっと知りたい方は検索してください。
ウィリ・フェレロ・ライヴ・イン・モスコウ
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