Moving Iron Speaker
英CELESTION社製 Moving Iron Speaker を聴きます。
箱からユニットを取り出して前面と後面です。
ムーヴィング・アイアン・カートリッヂではなく、ムーヴィング・アイアン・スピーカです。 コーン紙の根本にコイルが巻かれているのが通常ですが、コーン紙に取り付けられた鉄芯を外部のコイルに近づけて振動させる方式です。 なんでもスピーカの駆動方式のなかでは一番劣っていると言われています。 コーン紙は非常に薄くタール状のものが塗られてカピカピです。
コーン紙には厚紙をわっぱ状に曲げた外部スカートが取り付けられています。当時はバッフルという概念がなかったらしく、これで振動を逃がさずに量感をだそうとしているようです。そこに1931年11月11日の日付があります。もうすぐ87歳ということになります。こういう機器を考案した人たちは歴史を創っているという臨場感を強く持っていたに違いありません。
ユニットは背面に二本のネジで取り付けられて、後ろから箱に収められます。 後面にはトランスが取り付けられて、インピーダンスはHIGH / MEDIUM / LOW の三段階に対応。現在のアンプリファイアはLOWに接続します。 型番はTYPE M14 と表示されています。
ムーヴィング・アイアン型スピーカは矢印のノブを回すことにより最適な音質に調整可能です。実に人間的です。 一番劣っているスピーカの駆動形式ですが、最近のスピーカよりも心安らかになる音楽を奏でます。 下の動画でおばあちゃんの声がきけますよ。
箱からユニットを取り出して前面と後面です。
ムーヴィング・アイアン・カートリッヂではなく、ムーヴィング・アイアン・スピーカです。 コーン紙の根本にコイルが巻かれているのが通常ですが、コーン紙に取り付けられた鉄芯を外部のコイルに近づけて振動させる方式です。 なんでもスピーカの駆動方式のなかでは一番劣っていると言われています。 コーン紙は非常に薄くタール状のものが塗られてカピカピです。
コーン紙には厚紙をわっぱ状に曲げた外部スカートが取り付けられています。当時はバッフルという概念がなかったらしく、これで振動を逃がさずに量感をだそうとしているようです。そこに1931年11月11日の日付があります。もうすぐ87歳ということになります。こういう機器を考案した人たちは歴史を創っているという臨場感を強く持っていたに違いありません。
ユニットは背面に二本のネジで取り付けられて、後ろから箱に収められます。 後面にはトランスが取り付けられて、インピーダンスはHIGH / MEDIUM / LOW の三段階に対応。現在のアンプリファイアはLOWに接続します。 型番はTYPE M14 と表示されています。
ムーヴィング・アイアン型スピーカは矢印のノブを回すことにより最適な音質に調整可能です。実に人間的です。 一番劣っているスピーカの駆動形式ですが、最近のスピーカよりも心安らかになる音楽を奏でます。 下の動画でおばあちゃんの声がきけますよ。