2020年05月22日

今年もやりましょう

今年も湿気の多い季節がやってきました。接点のクリーニング(特にプレイヤ周り)、予想外に端子が汚れています。ユニバーサル・アームでしたらシェル端子とコネクタ部の接触部分をコンパウンドで磨いたのちベンジンで汚れとアクを拭います。カートリッヂ差し込み式専用アームでしたら、ピンが差し込まれるアーム側の金属ホルダに歯間ブラシとベンジンで煙突掃除の要領で磨きます。アームケーブルのRCAプラグのピンと受けも同じく磨きとクリーニング、意外に忘れているのが、コントロールアンプもしくはフォノイクォライザのPHONO端子。特にピンが入る穴の中の金属部分を念入りに細い綿棒(幼児用)で磨くと綿棒の先が真っ黒になるくらいアクが出ます。接点磨きには接点復活剤よりコンパウンド(HOLZ社製など)をお薦めします。装置の水準が高ければ高いほど効果はてきめんに出るはず。音から錆が取れて、臨場感とニュアンスが出てくる出てくる。音場は静かになるだけでなく、音の芯からエネルギが発生、空気の震えが増えるのを肌で実感。ダイナミクスの鮮度が違う。そうして演奏家の伝えたい気持ちがらくらくと音に乗ってきます。ついでに電源プラグを磨くのも忘れずに。最近なんとなく調子がもう一つだな、と感じているユーザの方々、こうするだけでアンプをグレードアップするくらいの効果がでるかも。

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