2025年05月16日

キャビネット・アームボード作ります 4

IMG_0819 (002) TD124 にSME3009トーンアームをセッティングする際、通常のアームボードで最適なオーバーハングを得るにはアームベースの位置取りが窮屈でした。アライメントゲージに針をおろしてアームベースを一杯後ろに下げてもまだ足りない。それを解决したのが今回のアームボード。SME3009S2は可動部が多く、どこかを少し動かしただけで音質が変わります。ことにアームベースの位置を数ミリ、いや1ミリうごかしてもガラリと響きが拡がったり、音色が濃厚に出たりするのです。アームベースをアライメントゲージで位置決めしても、その前後に少しスライドさせてみると、「えっ」と言うくらい、音の空気が変わることがあります。写真はSPU-G使用時の最適なアームベースの位置です。まだ後ろにスライドする余裕が十分にあります。これによりレコード再生しながら最適なオーバーハングの位置決めが可能になりました。
以前T氏はアームボードについて優れた文章を残しています。
良質なTD124 には良質なアームボードを
今回のアームボードは彼のアイデアを踏襲しました。

IMG_0898 (002)




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