2007年05月11日

ホームセンター建材GRF製作実録‐3

昨日に引き続きT氏によるスピーカー製作実録‐3、組立編です。 「まず設計図の原図を3mm厚のベニア板に書きます(5月1日 実録‐1写真参照)。 この型板は平面と側面を作っておきます。 これにより、切り取り寸法を正確に割り出せ木取りがしやすくなり、かつ木材の無駄がなくなります。 上下の板材の入る部分を書いて、それぞれ角度の交わるところに穴を開けガイドとします。この型板をもとに板に書き写すわけです。 型板を反転させてはいけません。 何故なら、左右で僅かな寸法違いが必ず生じるからです。 人間のやることですから、左右で1mm程度の違いが出るはずで、それを避けるための方法です。 これは天板・底板ともに両面に書き写します。 それにより、木ネジで締め付ける位置を知ることが出来るからです。 この天板・底板の板の入る部分を5mm程の深さでミゾを彫っておきます。 側板も7mmのミゾを彫っておきます。 これは板材の木口の露出を避け湿度の吸収を防ぐためです。 角度定規板材の角度の取り方は、ベニヤ板で各々の角度の定規を作成しておき、丸ノコの刃に合わせて切断します。 組立ては各部分の板厚チェックから始めます。 ミゾに嵌めこむ時なるべく手で軽く入るくらいがベストです。 木ごろし左の写真は板の端を、先のまるいゲンノウで叩く『木ごろし』という段取りです。 これで端を軽く叩いて気持ち薄くしてミゾに嵌めこむとうまくいきます。 ミゾに軽く入らないと、組立時にユガミが生じるばかりか、組上げに大変苦労することになるのです。 組立ては、まず底板を敷き、次の順序で組んでいきます。 組立て1_仔暫羯点擇雖▲侫譽◆蕊内側6気室内側げ仔暫羆フロントしきり板ゲ仔札侫譽◆蕊当たり板ε携牒両サイド外側フレアー部当たり板┳安Ε侫譽◆蕊外板 ここで一番面倒なのはスロート部分です。 角度が変形であり、実寸よりわずかに大きめに作ってカット・アンド・トライで決めます。 組立4それは、次回に詳しく説明します。 これを組み込んだのちに正面部の直角を出し、型板の直角の部分を利用して仮止めをし、一日置いておきます。 ここで上下のねじれも修正しておきます。」 とりあえず、今日はここまでにしておきます。 ちゃんと見通しを立て、トラブルに応じて対処できる冷静な技能、それから木の性格を常に意識して要所を押さえて組上げていく。 それと、体力。
つづく


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