2007年06月24日

アイドラーホイール失敗作

アイドラー試作品「ユルク(ショッパー)へ 
以下は送られてきたアイドラー試作品のテスト結果です。 まず芯となる金属板部の熱伝導がオリジナルと少し違うようです。 手で温めてみると顕著に判ります。 オリジナルは温度が滑らかに上昇していきますが、試作品は5分間程で熱が消えるようにというか、吸い取られるような感じがします。 オリジナル部品は体温をはねかえす感じです。 ゴム部の硬度を調べるために歯で噛んでみたところ、オリジナル品は中心部でやわらかく、エッジ部で粘りながら反撥する感じを認めます。 試作品は中心部でやわらかく、エッジ部はさらにやわらかくコシがあまりありません。 オリジナルとの比較これは私の意見であり、職人としての感想ですが、オリジナルと同じものを作ろうとする場合、オリジナルより二割ほど良く作るようにすると、オリジナルと同レベルになるのではないか、と思われます。」以上T氏のショッパー製アイドラーホイール・テスト報告。 案の定、ショッパー社はアイドラーホイールの製品化を延期している。 このくらいの水準でも、製造発売しているところはいくらでもあるが、彼らは絶対にしない。 新アッパープラッター同様、アイドラーの完成にはもうすこし時間がかかりそうだ。 彼らの開発費にしても、かなりの額にのぼっているはずだが、妥協するつもりはないようだ。 スイス人としてTD124を誇りにしているからだろう。 写真は左がオリジナル、右がショッパー試作品。


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