2008年01月25日

シリーズ カラード301 その13

 以下T氏

ガラード301の研究 構造編

〇斗佑肇瓮ニズムについて

301の構造はスピンドル部とアイドラー部を除けば概ね3ピースに分類でき、各ブロックは独立したものであり、ミッション金具で連結される構造は、TD124と比べてみると興味深いことがわかります。
TD124の設計がモータートルクをいかに伝えるかという事からそのメカニズムを設計したと思われるのに対し、301は各パーツがそれぞれ独立していると思われます。 この設計思想が再生音にも表れてくるのではと思え、TD124のモーターから出発し各部のミッション類が有機的な動作でバランス調整取りをしているのに対し、301では独立した糸をつなぐと言うだけになっていることです。 このことはTD124では、その性能を発揮させるため行うレストアでそのほとんどを分解しなければならないのに対し、301ではそれぞれ別々に行っても支障はなく、不具合が発生したらその部分だけを修理調整できますから、機械に徹したプロユース志向ともいえましょう。 どのパーツも外付けといった面が強いのです。 各部が独立しているため振動に対して機械的な処理が出来る反面、TD124のようなパーツの連携による振動エネルギーの変換調整があまり期待できないのも事実です。 それはトランスミッション部がすべて同じ金属材料で製造されており、異なっているのは主部トランスミッション部のアイドラー受けだけということからも推測されることです。 301の再生音のやや一本調子なところは、意外にこんな所に原因があるのかもしれません。  つづく



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