2008年01月26日

シリーズ カラード301 その14

 以下T氏

ガラード301の研究 構造編

各年代の301

301は1953年に発売されたと言われています。以後いろいろなタイプが発売されましたが、これらに関しては詳しく知る方々にお任せする事にしましょう。
TD124も初期型よりマーク兇虜能型まで様々な仕様のものが存在しますので、301も同様であると思われます。 シャシーカラーもハンマートーン仕様、白色、アイボリーの3種類は確認することができますが、センタースピンドルがグリスタイプかオイルタイプかについては、何年までグリスタイプが使用され、オイルタイプに移行されたのか不明であり、あるいは両方とも混在したのか等もわかりません。 それぞれの音質の差は、グリスタイプの抑制の効いたソリッドな音と、オイルタイプのレンジのやや広がったゆったりめの音という違いがみられます。 使用されるパーツ類は、グリスタイプの方が、トランスミッション金具の材質が少しやわらかめでやや厚く感じられるのですが、グリスタイプ以外でもこのようなことがあるかもしれません。 オイルタイプではやや材質が硬くなり、少し薄くなっているようです。 これらは錆の発生についても、グリスタイプは錆が容易に取れ、オイルタイプのものはほとんど中に入っており取り除くのに一苦労です。 これらは良否ではなく、時代背景の反映なのでしょう。 301での一番の相違点は、このセンタースピンドルの仕様による音の違いです。TD124では、プラスチックスピンドル仕様のものをメタル仕様と交換した場合、バランスが崩れがちなのですが301はそのような事はあまり感じられず、シャシー、トランスミッション部の音に対する関与はあまりないようです。 おそらく301の再生周波数帯域が、TD124のそれに比べ、広くはない事に関係しているのでしょう。 グリスタイプがもたらす音は、抑制されたソリッドなものですが、やや周波数帯域が規制されているようにも感じられ、現代において使用する場合は何らかの試みが必要ではないか、と考えます。  つづく



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