2008年01月27日

シリーズ カラード301 その15

 以下T氏

ガラード301の研究 構造編

シャシーの構造について

ガラード301を分解してわかった事は、各パーツの取付け方がTD124とはまったく異なっており、シャシーフレームに対する考え方も301独特のものであると感じました。
TD124は、肉厚のアルミ合金鋳物シャシー、数点のパーツを除いてほとんどがネジで取り付ける手法がとられており、ファインチューニングを行うという点から見ればいじり甲斐があります。 301はシャシーを貫通したボルトネジで各パーツをシャシーに固定する方法で、シャシーをサンドイッチのように挟み込む形式といえます。 この事は301がTD124よりファインチューニング等による音質の調整が難しくなっていると思います。
シャシーの形成の仕方もTD124の場合は、シャシー裏面の各パーツ取り付け部分を取り囲んで変形の放射状のリブがあり、その型はリブを持ったモノコックボディ的構造となっています。 そのシャシーの剛性は、肉厚のセンタースピンドルボックスを組み込むことによりさらに強度を増して、いわば車輪の働きと似たものとなっています。 TD124に比べると301の場合は、ほとんどフラットと言えるものでクロス型のリブが付けられています。申し訳程度のものでそれほど強度は期待できないと思われます。 301シャシーは、トラックの荷台と思えばよくわかります。シャシーを裏返してみるとさまざまな荷物を積んだ荷台そっくりです。 
このトランスミッション部により、強度を保っているようです。 センタースピンドルもオイルタイプでは、TD124のような役割はあまりなく、あくまで一つのパーツとしての役割しかないようです。 このシャシーに対する考え方の相違は、TD124はフォノモーターフレーム、シャシーフレームが一体型のためモーターの振動やその他の振動に対して自己解決し、さらにアームボードフレーム部の振動をコントロールしなければならない為、複雑な成型をとる必要があったのに対し、301はこのような問題はキャビネット側に預けた格好になっている為、モーター振動等に関して、シャシーはあまり責任を持たされていないと思いました。 以上のことから301はフォノモーターとしてのものであり、そのシャシーフレームはシャシーというよりモーターフレームと言い換えるべきであると感じました。  つづく



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