2008年02月08日

シリーズ カラード301 その22

 以下T氏

ガラード301の研究 構造編

センタースピンドルシャフト台座金具の働き

301センタースピンドルは、底部に石臼運動をするスラスト金具を持っています。 この金具がプラッターの回転時にどのような動きをしているか、うかがい知る事は出来ませんが、恐らくスピンドルと同調した動き方をすると考えるのが自然であろうと考えます。 GARRARD301 図説スラスト金具の回転時の働き方は感覚的には水平ベアリングと考え、それらはオイル、グリスなどにより円滑な動作をしますが、この潤滑油が無くなった場合必ずしも同調するとは限らないようです。 分解してみると、スピンドル底部に擦れ跡があるものもありました。 スピンドルは台座金具の上にただ乗っているだけなので、このままでは不安定ですが、プラッターの重量がスピンドルシャフトにかかり、重量圧力で密着します。 これでスラスト金具の下部が鉄製スラストプレートに押し付けられ自然に安定します。 プラッターを乗せない状態で、スピンドルは手で回してもあまり回りませんが、プラッターを乗せ回転エネルギーが生じると大変滑らかに回転し始めます。 実に良く出来た構造であり、水平方向におけるプラッターの練るような粘度のある動きはガラード独特のものです。 このスピンドルは底部のスラスト金具をはずして下から抜き取る構造になっています。 またシャフトは底部あたりにEリングがはめ込まれ上から抜けません。 組み立ての際は、スラストプレートをきちんと取り付けないとスラスト金具の働きに不具合が生じますので注意が必要です。  つづく



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