2008年08月11日

TD124 黒い稲妻号

TD124 DEEP BLACK にペイントされたモデルを組み上げる。 色で音が変わるはずはないのだが、人間というものは面白いもので、色が違うと、出てくる音まで違って聞こえてくる。 自分の好きな色ならば、当然、好きな音が出てこようというものだ。 DEEP BLACK I














このモデル、T氏がトビッキリ仕様に近い水準にまでチューンアップしているからか、音を出してみて、ちょっとうなった。 ヴォーカルの空気を含んだ音楽の出るさま、周波数レインジのつながりの滑らかさにおいて卓越したものがある。 どちらかというと音場がステレオスクリーン的に薄くなりがちなMk.II だが、このモデルのそれには深みがあり、音に圧迫感がない。 非磁性体プラッターを装着したとき、音の形がきれいなこと、並ぶものがない。 DEEP BLACK II














黒く塗られていると、角度によりフォルムが肉感的になったり、溶け込んで闇に消えたり。 大型スピーカーから再生される音質は濡れている刃物の色気があって、ぞくっとさせられることしばし。


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