2009年02月11日
GARRARD 301 初期グレーモデル その 6
ガラード301のアイドラーの耐久性
301 初期グレーモデルのアイドラー
301中後期クリームモデルのアイドラー
代替品(社外品)アイドラー
三種類のアイドラーの写真を拡大してご覧になれば、それぞれの性能が見えてきます。
ゴムの性格の違い、ゴムの縁が面取りされているか、いないか。 支柱と内部プレートの材料の違い、そして重量などなど・・・。
ガラード301のアイドラーについては諸説入り乱れ、さまざまな意見があります。 私のレストアの経験から言えば、オリジナル品である限り、現在でも充分使用することが出来ます。 グレイで販売したガラード301のアイドラーは、すべて本体に付属していたものをそのまま使用しました。 いずれも40年以上経っているにもかかわらず、変質を認めませんでした。 グレーモデルでさえアイドラーはまったく無事で、現在でも問題なく使用出来、強力なグリップ力はオリジナル品でなくては得られないものです。 オリジナルのアイドラーはただ廻してクリーニングしただけで、所定のトルクが得られます。 つまりTD124のアイドラーと同様、長期使用に充分耐えられる材質で製造されています。 これまでの経験からして、301が回転に支障をきたすのは、代替品や社外品と呼ばれるプーリーやアイドラーが装着されているか、モーター自体の性能の不具合によるものがほとんどです。 結論から言えば、オリジナルのアイドラーとプーリーを使用してはじめて、真に性能を発揮するようにデザインされているのが301なのです。 代替品により音質の向上が見られるなどと耳にすることもあります。 その場合、代替品を取り付けた301自体の性能が、すでに本来のものではないという証明でもあります。 301自体の固有の性格には、大変頑固なものがあり、代替品を使用することにより基本性能が落ちる事はあっても、向上するようには製造されていません。 301を所有している愛好家にとって、オリジナルアイドラーの使用が最良の再生への近道なのです。 つづく
以上T氏
301 初期グレーモデルのアイドラー
301中後期クリームモデルのアイドラー
代替品(社外品)アイドラー
三種類のアイドラーの写真を拡大してご覧になれば、それぞれの性能が見えてきます。
ゴムの性格の違い、ゴムの縁が面取りされているか、いないか。 支柱と内部プレートの材料の違い、そして重量などなど・・・。
ガラード301のアイドラーについては諸説入り乱れ、さまざまな意見があります。 私のレストアの経験から言えば、オリジナル品である限り、現在でも充分使用することが出来ます。 グレイで販売したガラード301のアイドラーは、すべて本体に付属していたものをそのまま使用しました。 いずれも40年以上経っているにもかかわらず、変質を認めませんでした。 グレーモデルでさえアイドラーはまったく無事で、現在でも問題なく使用出来、強力なグリップ力はオリジナル品でなくては得られないものです。 オリジナルのアイドラーはただ廻してクリーニングしただけで、所定のトルクが得られます。 つまりTD124のアイドラーと同様、長期使用に充分耐えられる材質で製造されています。 これまでの経験からして、301が回転に支障をきたすのは、代替品や社外品と呼ばれるプーリーやアイドラーが装着されているか、モーター自体の性能の不具合によるものがほとんどです。 結論から言えば、オリジナルのアイドラーとプーリーを使用してはじめて、真に性能を発揮するようにデザインされているのが301なのです。 代替品により音質の向上が見られるなどと耳にすることもあります。 その場合、代替品を取り付けた301自体の性能が、すでに本来のものではないという証明でもあります。 301自体の固有の性格には、大変頑固なものがあり、代替品を使用することにより基本性能が落ちる事はあっても、向上するようには製造されていません。 301を所有している愛好家にとって、オリジナルアイドラーの使用が最良の再生への近道なのです。 つづく
以上T氏