2009年04月09日
ここまでやらないと
ここまでやらないと、301グレーは本性を見せないのか。 熟考の末、T氏が1ヶ月費やして作成したキャビネットがほとんど完成したので、試し聴きをしてみた。 これは、すごい。 これまできいた301グレーモデルはなんだったのか。
シュタルケルのコダーイが伸びやかにほぐれた響きでなる。 高貴な育ちの良さは、後ろ手にナイフを隠し持っている。 弦の振えと胴の響きがダイレクトに肌を震わせていく生々しさ。 これは、すごい。 盛りだくさんに隠された細工が仕込んであるキャビネット。 これに塗装中の外箱に組み込めば、ようやく完成する。
301グレーから音色がこんなにもあふれ出てくる。 凝り固まったストレート剛速球の再生音は何処へいった? 図太いしっかりした芯から、繊細な音が伸びてゆく。 これで外箱に組み込んだらどうなってしまうんだろう。 これでやっとTD124と比べて聴ける。
今日はオランダのつづきを書こうと思ったが、あまりにショックだったので、急遽試聴テストについて書いた。
今日はオランダのつづきを書こうと思ったが、あまりにショックだったので、急遽試聴テストについて書いた。