2009年10月16日

TD124ステッププーリーの摩耗とキズ等について-1

レストアでステッププーリーのキズや摩耗は、なかなか厄介な問題として完成後の動作テストで異音の発生原因のひとつ、程度により元通りにならない場合もあります。 ステッププーリーのキズは、殆どがベルトのかかるスカート部に発見され、その原因は何かしらの手を加えられた結果であると考えられます。 通常ここに出来るキズは、長年の使用による筋状のもので、鋭利な金属でこすってついたものではなく、おそらくマグネットを動かすなど行った際に誤ってつけてしまったと思われます。 動作時にコツンという異音発生の原因になり、このキズのためベルトにカーボンチップが溜まり易くステッププーリーの回転時の安定性が損なわれ結果として何かしらノイズの原因になります。 特に皿型ステッププーリーは、不安定になり易くレストア終了時は異音などの症状は起こらないのに、その後カーボンチップの付着によりわらいはじめ、チリチリと鳴く症状が出やすくなります。 今までのレストアでは幸い致命的なキズは見受けられず、繰り返し研磨を行うことで問題のないレベルになっていますが、旧型ステッププーリーを組み込まれたモデルの状態が少しずつ悪くなっていることは、近い将来決定的なダメージのTD124が現れる可能性を示唆しています。 この皿型ステッププーリーは、すべて同型ではなく製造年代的によって多少異なり完全な互換性はありません。 つまり、そのTD124に搭載されたステッププーリーはそのモデル専用品と思っていただくべきで、音質面でも大変調和のとれた再生音が得られるからです。 従ってオークション等でこのタイプのステッププーリーを持つTD124を購入される場合、このような危険性を考慮して求められるべきです。 しかしながら、キズの有無等について知ることは不可能であり、ノンレストア品は汚れとアルミ独特の金属皮膜の劣化により、判別するのは容易なことではありません。 今後これらのキズの有無が極めて重要な意味を持ってくるはずです。 TD124Mk.誼羇からMk.響澗里忙藩僂気譴薪盪吋織ぅ廚離好謄奪廛廖璽蝓爾砲弔い討蓮∋型のようなキズによるわらう現象は発生しにくいのですが、それでもレストア完了時に異音が発生することがあります。 皿型のようなチリチリ、カタカタという音ではなく、キリキリといった音です。 この音はベルトがステッププーリー接触面と馴染んでくると案外鳴きやんでしまい、回転に支障をきたすような深いキズが発見された場合でも多少の音質の違いが生じますが、他のものと交換すればよく、互換性に充分クリアー出来ると思います。 以上T氏 つづく



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