2010年12月15日
フォノイコライザー EQ-11 ステレオ版
フォノイコライザーEQ10 のステレオバージョンEQ11 サンプルが完成したとの連絡がスウェーデンより届いた。



経験豊かなプロが設計製作したフォノイコライザー。 それぞれのイコライザー・ポジションでの適正補正がピタリとはまるレコード再生の気持ちよさ。 適切な温度管理がなされ長時間使用にもダレない安定性。 そして何より真空管を使用したレコード再生音質の良さ。
これはステレオ仕様で、モノーラルや78回転盤は、もちろん、最近70年代のステレオ盤にも、RIAA以外のカーブが適用されているという事実に、モノーラルだけでなく、ステレオでもイコライゼイションの必要を認める方も増えてきている。
確かに、ステレオを聴いていて、これが本当にRIAAか? と思う盤が多い。
例えば、昨日聴いていたフォーレのレクイエム(SANF101)。 これをRIAAのままで聞いていると、どうも低域が曖昧模糊、ソリストの音像がふやけてしまっている。 それをCOLカーヴにしてTREBLEを増やして再生すると、音場は透明を増し、ソリストの感情と声の色まで『らしさ』で再生されるようになり、興趣が否応なしに増す。 録音時の空間や寒かった温度まで気配として再生される、記録としてではなく。 そう、音楽に入っていける。 他にも、チェコのスプラフォン、米コロムビア盤、英デッカ盤など例をあげれば、きりがない。
世の中には、イコライザーはもちろん、トーンコントロールもないステレオアンプが多い。 歪みを嫌うというのが言い分なんだろうけど。 LP再生の場合、果たしてそれでよいといえるのだろうか。 再生していてなんの不自由も、疑問も起きないのだろうか? 年中トーンコントロールを回しながら、再生している人間としては、実に不思議にみえる。 元来、自分の好きな音で聴きたいから、CDではなく、レコードを選ぶのだから。
フォノイコライザーは理論や材料の優秀さから入る方もいらっしゃるけれど、こればかりはヴィンテージ品か、新製品がよければレコードと長年馴れ親しんで、その素性を知り尽くしているエンジニアがこしらえたものを僕は信用する。
来年2月か3月ごろにはスウェーデンから入荷する予定。



経験豊かなプロが設計製作したフォノイコライザー。 それぞれのイコライザー・ポジションでの適正補正がピタリとはまるレコード再生の気持ちよさ。 適切な温度管理がなされ長時間使用にもダレない安定性。 そして何より真空管を使用したレコード再生音質の良さ。
これはステレオ仕様で、モノーラルや78回転盤は、もちろん、最近70年代のステレオ盤にも、RIAA以外のカーブが適用されているという事実に、モノーラルだけでなく、ステレオでもイコライゼイションの必要を認める方も増えてきている。
確かに、ステレオを聴いていて、これが本当にRIAAか? と思う盤が多い。
例えば、昨日聴いていたフォーレのレクイエム(SANF101)。 これをRIAAのままで聞いていると、どうも低域が曖昧模糊、ソリストの音像がふやけてしまっている。 それをCOLカーヴにしてTREBLEを増やして再生すると、音場は透明を増し、ソリストの感情と声の色まで『らしさ』で再生されるようになり、興趣が否応なしに増す。 録音時の空間や寒かった温度まで気配として再生される、記録としてではなく。 そう、音楽に入っていける。 他にも、チェコのスプラフォン、米コロムビア盤、英デッカ盤など例をあげれば、きりがない。
世の中には、イコライザーはもちろん、トーンコントロールもないステレオアンプが多い。 歪みを嫌うというのが言い分なんだろうけど。 LP再生の場合、果たしてそれでよいといえるのだろうか。 再生していてなんの不自由も、疑問も起きないのだろうか? 年中トーンコントロールを回しながら、再生している人間としては、実に不思議にみえる。 元来、自分の好きな音で聴きたいから、CDではなく、レコードを選ぶのだから。
フォノイコライザーは理論や材料の優秀さから入る方もいらっしゃるけれど、こればかりはヴィンテージ品か、新製品がよければレコードと長年馴れ親しんで、その素性を知り尽くしているエンジニアがこしらえたものを僕は信用する。
来年2月か3月ごろにはスウェーデンから入荷する予定。