2011年02月17日
フォノイコライザーEQ10のメンテナンス
一昨年から昨年にかけて販売したモノーラルイコライザーEQ10の出力アッテネーターは、30年ほど前に製造された英国製であり、接点は銀メッキ。 使用年数が経ってくると、接点の銀が酸化してモゾモゾするノイズが発生する可能性がある。 そこでユーザーにも簡単に出来るアッテネーターのクリーニングについて。
1) 4本のネジで天板をはずし、アッテネーターのノブとナットを取り外す。
2) アッテネーター本体を注意してパネルからはずして、接点クリーナー(プラスティック保護系)を極少量噴射する。
3)ノブを取り付けて、充分過ぎるくらいグルグル回して、接点を活性化する。 吹き出た洗浄剤を拭き取る。
4) アッテネーターを元に戻し、ノブを正しい位置にして取り付ける。
これで完了、症状が出ていない限りは接点復活剤の使用は可能な限り避けた方が良い。 アッテネーターはヴィンテージではない英国製パーツで、ポテンショメーターではないので接点復活剤を使用したが、ヴィンテージ製品に接点復活剤の使用は厳禁!!。 特に気をつけなくてはいけないのは、ヴィンテージの英国製品に取り付けられたヴォリューム類。 これに接点復活剤を噴きかけてしまうと、二度とあの練れた音質は得られなくなる。 あっけらかんとした音しか出なくなるのだ。 こうなったら、英国製リプロダクションシステムを使用する意味はなくなってしまう。 当時のベークライトやプラスティック部分も痛めるので、本当に使用しないこと。
ところで、この二三日、日に日に再生装置の音が良くなっている。 ひょっとして、満月が近いからか。
ある程度、装置の周波数バランスが取れてきたら、次は、コントロールアンプフォノ入力のロードインピーダンスと入力感度の微調整(カートリッヂからの信号を最初に受ける部品が良質で適正であるかの判断)、それにカートリッヂのダンパーが向上のポイントになる。 これが判るようになると、英国製ヴォリュームの深さを理解してコントロールできる。 上手くいくと、服地を裁ちばさみで切るときの、あの柔らかい手ごたえのあるヴァイオリンの音色に包まれるときが来たりもする。
1) 4本のネジで天板をはずし、アッテネーターのノブとナットを取り外す。
2) アッテネーター本体を注意してパネルからはずして、接点クリーナー(プラスティック保護系)を極少量噴射する。
3)ノブを取り付けて、充分過ぎるくらいグルグル回して、接点を活性化する。 吹き出た洗浄剤を拭き取る。
4) アッテネーターを元に戻し、ノブを正しい位置にして取り付ける。
これで完了、症状が出ていない限りは接点復活剤の使用は可能な限り避けた方が良い。 アッテネーターはヴィンテージではない英国製パーツで、ポテンショメーターではないので接点復活剤を使用したが、ヴィンテージ製品に接点復活剤の使用は厳禁!!。 特に気をつけなくてはいけないのは、ヴィンテージの英国製品に取り付けられたヴォリューム類。 これに接点復活剤を噴きかけてしまうと、二度とあの練れた音質は得られなくなる。 あっけらかんとした音しか出なくなるのだ。 こうなったら、英国製リプロダクションシステムを使用する意味はなくなってしまう。 当時のベークライトやプラスティック部分も痛めるので、本当に使用しないこと。
ところで、この二三日、日に日に再生装置の音が良くなっている。 ひょっとして、満月が近いからか。
ある程度、装置の周波数バランスが取れてきたら、次は、コントロールアンプフォノ入力のロードインピーダンスと入力感度の微調整(カートリッヂからの信号を最初に受ける部品が良質で適正であるかの判断)、それにカートリッヂのダンパーが向上のポイントになる。 これが判るようになると、英国製ヴォリュームの深さを理解してコントロールできる。 上手くいくと、服地を裁ちばさみで切るときの、あの柔らかい手ごたえのあるヴァイオリンの音色に包まれるときが来たりもする。