2011年10月23日

英SOUNDSALES社製モノーラルシステム試聴できます

モノーラルのレコードは英SOUNDSALES社のアンプリファイア(1950-3年製)とスピーカー(1930年代末製)の組み合わせで聴いて頂けるようになりました。
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 皆様にモノーラルレコードに刻まれている音の色、ソノリティ、クオードでもタンノイでもない、レコードからスピーカーの先の空気まで反応していくブリティッシュサウンドが実感できます。
P1010330  メインアンプはBBCでも使用されたもので、出力は10W足らず、出力管はMullard社製EL37。 ネガティヴフィードバックはゼロ。 P1010323 ただ、この組み合わせのキモはなんといってもA-Z TONE COLOUR UNIT と刻まれたコントロールユニットでしょう。 これのおかげで放送局の音に陥ることなく、情念の深い音でオフィスの空気を震わせてくれるのです。 実はTONE COLOUR UNITの箱の中には真空管が1本もありません。 DECCA XMSはもちろん、TANNOY VARI‐TWIN はたまたSHURE M44 を接続してもらくらくとスピーカーを鳴らしてしまうのです。 P1010329 実は十数年前に英国の老コレクターから入手して、しばらくグレイリストを書くのに試聴用に使用していました。 情念、歌、心に触れる音の肌合い、そしてイマジネイション・・・。 随分といろんなことをレコードから教えてもらいました。 P1010331
ダイナミクスしか再生できない装置、原音再生をめざすのも良いでしょう。 音楽を語れず、音ばかりが先行してしまうから、音のことしか語れない、そういう装置ではどうも、という方も中にはいらっしゃいましょう。 ソノリティ、トーンカラーが泉のように湧き出る再生装置。 そのひとつであるSOUNDSALES のシステムを一度聴きにお越しください。 スピーカーも絶好調です。
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T氏が製作したキャビネットに収納された英Connoisseur社製プレイヤーでお聴きください。


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