2011年12月10日

SOUNDSALESスピーカーシステム

英SOUNDSALES社製スピーカーシステム完成
RIMG0240前回のDUODE社製システム同様、T氏が一年近くかけて製作したキャビネットに組み込んだもので、内部は変則バスレフ、前面にデフューザーを取り付けている。 RIMG0237底面裏側にも工夫があり、真ん中の四角い筒は回転させて響きを整えるようになっている(これが結構きくのです)。 いずれにしろ、こうした英国製のスピーカーは、米国ユニットと違い、理論どおりに仕上げてもうまくいくわけがないのです。 試聴しながら、経験と推測で何度もやりなおしてやっと、透明感のある、バスレフの臭みのない、音楽の肌触りのする音がする。 

RIMG0235RIMG0271


出てくる音楽は

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SOUNDSALES社製アンプリファイアーと接続して、空気を自然に震わせて。
一つのスピーカーによるモノーラル再生は、こういう風に片隅に置くと、音場が自然に部屋を満たして拡がり、わざわざスピーカーを意識することなく音楽に入り込んでいける。 輻射熱であたたまるように。
気持ちがほぐれる音の肌触り。 
湧いてこぼれる音の色。
そろそろ集中とか定位とかから開放されたくなってきた方に。
TANNOYは英国風の音かもしれないが、
これは英国の音。

RIMG0006



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