2013年02月10日

クリーム色は

伊勢からういろうが届いた。 先月名古屋で見つけた。 きちんと積まれたういろうにみとれ、ひとつ頼むと、器用に薄紙の器に詰め手早く虎の絵の包装紙にくるむ。 手渡された時の重さとかたちがしっくりきた。 味噌煮込みうどん、味噌おでん、コーチンの燻製、あんかけきしめん、とあまからこってりに溺れていたところ、トドメよとばかりこれを食したら、案外にうまい。 姿がよい。 切り口が正方形で思わず食べたくなる大きさ。 紙の器にも、微笑ましい昔のひと工夫がある。 RIMG0399肌に包み紙のしわの跡が残っていたりするこの弾力がおいしそうなのだ。 包丁を入れる感触が快い。 しかし、やはり、これは名古屋で出来立てを食べたほうが、うまい。 街売りを買って帰って家族でたべるとあたたかさがある。 これは白ういろといって淡いクリーム色。

RIMG0404


同じクリーム色でも、こちらはTD124キャビネット。 T氏がこしらえてきた。 RIMG0373
周波数帯域のてこの支点が程よいところに決まっていて、重心が少し低く、芯のしっかりとした音。 それでいて音色がどんどんこぼれてくる、ダンピングがほどよく利いているからに違いなく。 
Lowtherってこんなにしっかりとした太い音が出るんだと歓心する。 RIMG0374低音は固まらずあくまでのびやか。 外見はシンプルだけれど、みえないところにいろいろと隠しダマが仕込んである。 専用敷板はグリーンに塗られている。 RIMG0367




塗装が乾くにつれて音はもっと良くなっていくそうだ。 このキャビネットについてもあとでT氏が書く。

RIMG0368


クリーム色はおいしい。




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