2014年01月11日

TD124 Mk.2の実像に迫る

TD124の現状
このごろはグレイにお客様からレストア品として送られてくるTD124は、8割方はモータがちゃんと回りません。 昨年あたりからだろうか、急に不動品のTD124が増えてきたのです。 状況が変わったのでしょう。 多くはインターネットを通して入手するか、またはヴィンテージオーディオショップに在庫品として残ったものを買われるのでしょう。 TD124の身からすれば、急に倉庫の暗闇から引っ張り出されて日の当たる所に置かれても、動かないものは動かないのです。 そのうちに、レストア依頼で送られてくるほとんどのTD124は動かない、ということになるかもしれません。 グレイがTD124のレストアをした時には可動率は70%くらいありましたが、毎年下がり続け今では不動率70%という状況です。 7年ぐらいで可動率と不動率が逆転してしまったのです。 もしTD124をインターネットで購入するとした、その品はほとんど動かないものと覚悟を決めたほうが良いと思う。 とりあえず動いたとすれば、それだけで幸運かもしれないのです。  モータが壊れているか余程の損傷がない限りTD124はフルレストアにより蘇生します。 インターネットでTD124を購入して動かないからと言って詐欺などは思ってはなりません。 欧米人は古い機械は動かなくて当然という感覚にあります。 50年も前のレコードプレイヤが何の手当てもせず、そのまま当時の性能が出てくれるはずなどあり得ません。 

TD124 Mk.兇亮汰に迫る
グレイがTD124のレストアを開始した時、Mk.気Mk.兇虜得顕擦琉磴い砲弔い銅遡笋気譴襪海箸たびたびありました。 まだレストアを初めて間もないこともあり、明確に答えることは出来ませんでした。 その後レストア経験を積み、そのことを逐次ブログで公表してきたので、こうした質問はほとんど受けなくなりました。 しかし、未だMk.兇亮汰については、本当に突っ込んだ記述をこれまでにしてはいません。 今回は、それを判りにくく書くことにしました。 あえて『判りにくく』と言ったのは、感覚に属する所が多々あり、やった者にしか理解できないとかもしれないからです。 口ではなく耳と手の成せるところで書いていくと、Mk.兇硫擦呂箸討眸修蠅鼎蕕、Mk.気里茲Δ亡靄楫舛ないのです。 Mk.気倭澗療なトーンは一定していると思ってもらえば良いでしょう。 初期型のプラスティックスピンドル仕様(グレイではEMPORIUMと呼んでいる)と最終モデルの50000番台との差は音色と音楽表現力のクオリティの差はあるとはいえ、音の体幹は同じです。 一方Mk.兇蝋坦摸燹▲ニのようなものです。 背骨ではなく外殻で全体を支える磯の子カニか、はたまた大ガザミか、レストアしてみなければ本当のところは判らないのです。 
TD124 Mk.兇発売されたのは1965年とされています。 その前年には、Mk.兇離癲璽燭禄侏莨紊っていたはず。 Mk.50000番台最終型の中にMk.桐僂離癲璽燭組み込まれていたり、事実が裏づけとなります。 加えてアイドラ下にあるコの字金具も明らかにMk.桐僂隼廚錣譴詆覆この時期のMk.1には取り付けられていたりします。 Mk.兇魍発するに当たってのコンセプトである、めざすべき音のデッサンが出来上がったのは1963年あたりでしょう。 しかしながら、技術者というものは一歩も二歩も先を見据えて開発をします。 ではMk.恭発構想が提示されたいつなのか。 恐らく1960年あたりではないでしょうか。 たしかにMk.気発売されてまだ3年しか経っていませんが、すでにMk.気藁婿座寮に移行しつつあったし、好調な販売成績も上げていました。 それなのにトーレンス社の技術者達は早々とMk.兇粒発に向かっていたのです。 つづく
以上T氏


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