2014年04月22日

TD124からTD135Mk.2までアイドラ・ベルト機種の実体 3

TD184の実態

TD124Mk.1初期型エンポリウム仕様直系の音を出すのがTD184です。
音のバランスが理想的と思っています。
TD184はTD124に備わる強力な演出力を持ち合わせてはおらず、脚本家と監督と常にどうしたら良い結果が得られるか協議する演出家に見えます。 RIMG0365何の苦労もせず、音楽成分がたっぷり乗った再生が可能なプレイヤです。
最低域部の再生では、TD124のような底の底までえぐる出し方ではなく、ほどほどに抑えた落ち着きのあるゆたかな表現を見せてくれます。 アンプリファイアやスピーカの弱点を暴くことをせず、逆に補足力を持ち合わせています。 これはTD184初期型プラスティック軸受け仕様モデルだけが持ち得る能力であり、TD135と同じメタル軸受けを組み込んだ後期モデルではTD134とTD135の中間のような再生音になります。 つづく
以上T氏


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