2014年07月08日

またこんなのつくっちゃいました British Racing Green

DECCA ffss ピックアップシステム+ 英Collaro 社製 4T200 の組み合わせを、T氏が考案したキャビネットに取り付け、プレイヤが仕上がった。 依頼された色はBritish Racing Green 

この数日間かけて4T200+ffssのシステムの再生音を磨き上げ、ようやくこれ以上はできないところまでしておきました。 RIMG1261文句なくこれでステレオ再生テストは二人ともOKを出しました。
このシステムを聴けば、これまでほとんどの方がffssに対して誤解していることをわかっていただけると思います。
音の刃先は優美に伸びて部屋の空気をサクサクと刻むように気持ちよく震わせますし、それでいて濁りなく音色もゆたかに出ます。 低音もなめらかに出るのです、肌理濃やかに。
試聴にはGOODSELL MA20アンプとWharfedale SFB-3を使用。
良質な英国の装置でまとめないと、本来のffssの再生音は不可能だと思い知らされます。
RIMG1234アームボードのネジの締め具合でも響きと音色と周波数帯域のバランスが変わります。
非常にデリケイトな装置ですが、そうでなくては他の装置と変わらない音しか出ないはずです。
まちがってもドイツやアメリカの装置とは組み合わせてほしくないプレイヤに仕上がりました。
期せずしてステレオDECOLAとほとんど同じユニットを使用していますが、このプレイヤ、DECOLAと比べられたら迷惑なほどの音を出しているので、満足いただけると思います。 以上T氏


以前レコードリストの試聴にGARRARD301とffssを使用していたことがあったが、今回のCollaroとの組み合わせの方が断然良い。 301との組み合わせでしばしば聴こえる『筋張った』音はない。
ふくよかで歯切れの良い、みずみずしい音楽表現に聴き惚れた。





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