2016年07月20日

小型PARMECO用スタンド製作とアクセサリ類から見えること 2

さらにトーンコントロールをスピーカシステムの周波数バランス補正に使うという考えに、我国オーディオ界の欠点である単細胞さを見るのです。 低音、あるいは高音が足らないから、電気的に増やしてしまおうという短絡的思考です。 そうすると、スピーカシステムが持つプログラムソースに対する反応力が消失してしまうのは明白です。 そこで電気的手法に頼らず、PARMECO システムには機械的方法を用いることにしました。 私が考えたのは何かしらの働きを持つ台を製作し、低音の量感を得ることでした。 RIMG0359単純な増幅ではなく、伸びる低音でありながら聴こえやすい低音に変換させるという目論見です。 そうすれば、奇形な低音ではなく、ブーミーにならず高域がカブルこともなく量感を増やせるかもしれません。
エンクロージャの振動を拾い少し増幅させ、その後可変させて振動そのものを整流することで、エンクロージャの不整共振を取り除き、自然な振動で空気を震わせれば、再生音の聴覚的な歪みを減らし結果として音の見晴らしが良くなって、音楽性がぐっと増すのではないか。 たとえて言えば、炒ったコーヒー豆を皿に敷いて、雑味の豆を除去して健康な豆だけを選る。 それで淹れると、深みがあって個性の立つ薫り高いのみものになる、そういう感じでしょうか。

RIMG0375

しかし、こうした役目は本来エンクロージャにあって、外部に付随する台が担うことではありません。 たとえ台が仕上がったとして、これは果たして何に分類されるのでしょう。 オーディオ機器なのか?アクセサリなのか?・・・ わからなくなってきました。
この疑問をもう少し突っ込んでみることにします。 オーディオの世界にはわけのわからないアクセサリが無数に存在して、それが一体ナニモノなのか、それを誰も言おうとしないのが忌まわしき 慣習でした。 効果という点からしても、はなはだ意味不明で、気のせいかも、というものばかり。 例えばあるひとが良いと言ったとする。 何に較べて良いのか、ならば付ける前は悪かったのか。 わからないのです。 それを使わないと良くなかったとすれば、製品自体に問題がある、ということになるのでは。 となると、こうした品物の評価はただの個人的意見になってしまいます。 青汁のCMの片隅に、これは個人的な意見です、とクレジットされているように。 ここには論理的根拠がなく、ただウワサじみたもっともらしい話が延々と繰り返されているように私には思えてなりません。 そこでオーディオの部品とアクセサリを、ちゃんと検証してみたくなりました。 でないと今回製作したPARMECO のための台も、世の中のアクセサリの一つになってしまいそうだから。 つづく

以上T氏


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