2016年09月03日

英 iFi社製 ステレオプリメインアンプ retro50

グレイでは基本的に現在発売されているステレオアンプに対して言及することは避けてきました。 モノーラルレコードや初期ステレオ盤には引っかからない再生音のものがほとんどでしたから。 かといってヴィンテージの真空管式ステレオアンプをお薦めしたくても初期性能にまで復帰していない個体が多く、長期間安定した動作を保証するものは中身の部品を新品に交換してあるため本来のヴィンテージアンプの音質とは違和感というかズレがありました。 モノーラル・アンプの場合、ちゃんとレストアしてあれば、ヴィンテージでも満足できる性能を維持できるものは多いのです、が、ことステレオ・プリメインとなるとヴィンテージでは・・・。 そのあたりがステレオレコード再生のネックになっていました。 

それでは現行品のアンプはどうでしょう。 オリジナル・レコードや初期ステレオ盤をちゃんとステレオ再生してくれる現行品アンプは皆無です、イクォライザはおろかトーンコントロールさえ無い、その上高価です。 一般のユーザにこんなことを言うと不可解に思われるかもしれません。 たしかにレコードから音を出してくれるアンプはあるでしょうが、レコード本来の音質ではありません。 わざわざレコードを聴くという行為には値しない音質です。  ステレオレコード再生に必要で最低の条件、充実したフォノステージ、トーンコントロールあるいはイクォライザセレクタが付属、ステレオLPに相応しい音質、できれば真空管式、できれば安価・・・・。 そういうアンプリファイアがあれば、プレイヤとスピーカのレストア・製作に専念できるのですが。 こんな要求を満たす現行品のアンプをグレイではこの数年探し続けてきました。

昨年、私たちの前に現れたのが英国 iFi社製 retro50 という真空管式ステレオ・プリメインアンプです。 このコンパクトなステレオアンプは、ヴィンテージレコードの魅力を必要にして充分な音質で引き出してくれました。 LPレコードの再生に不可欠な異なる録音特性のコントロール機能も簡素ながら付属しており、これが十分に働いてくれます。 この機器を作り上げたブレーンはある意味一種の天才だといっても良いでしょう。 動作は安定しているし、管球式アンプにありがちな熱ダレも起こしません。 長く聴くほどこのアンプの実力と多様な表現力にオリジナルレコードの楽しみを味わわせてもらっています。 グレイのオフィスで試聴テストに使用し始めて1年が経ち、これならばステレオアンプをお探しの方に紹介しても良いとT氏と私で判断を下しました。 

今回、このretro stereo 50 アンプをグレイでも販売させていただくことになりました。 次回からはこのアンプの商品説明を何回かに分けてお届けしていきます。 つづく
以上T氏

retro stereo50  プリメインアンプの詳細は下記HPをご参照ください
retro stereo 50 HP
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