2016年10月01日
英 iFi社製 ステレオプリメインアンプ retro50 その17
A4(TD184)とC2(SFB3)を試聴してみると、おとなしい音になりました。 C2は3つのユニットすべてがコーン型で構成されているからでしょう。 これまで聴いていたC1のシステムは低音部と高音部にコンプレッションをかけたスピーカであり中高域はホーン型であるために性質が異なります。 鳴り方が変わるのは当然なのであって、再生帯域もC1が全帯域で反応するのに対して、C2は中音域を中心に下と上を伸ばしていく鳴り方です。 これはGOODSELLもretro50 も同じ傾向であり低音の図太さではGOODSELLが際立って魅力的です。 retro50 はC2の25cmスコーカを活発にそして雄弁に歌わせて、特にオーケストラ再生でヴィオラとチェロの絡み具合によって生じるハーモニクスの創生に抜群の能力を発揮してくれます。 この手の音はなかなか出せるものではありません。
ジャズ、ことに白人ヴォーカルでの色気はGOODSELLが断然うまく残していきます。 良く鳴れば鳴るほどアンプとスピーカが純然たる英国サウンドであるのをいや応なしにリスナーに届けていきます。 これを良しとするか否とするかは聴き手により分かれるところでしょう。 retro50 で聴くジャズあ紛れもなくアメリカの音楽だと示しています。 現在のグローバルな時代性を感じさせます。
C3と組み合わせて鳴らすとC2と同じ傾向の再生音が流れ始めます。 ただGOODSELLが持つスピーカ強制駆動の性向は大分収まっています。 この変化する印象は結構強く、プレイヤの選択がアンプリファイアとスピーカシステムに及ぼす力のバランスが如何に大切であるかを思い知らされます。 何も最強型や最高級のプレイヤを持ってこなくても良い音はします。 プレイヤがアンプとスピーカに及ぼすダンピング力は英国製品から感じるところの必要にして充分という程度が一番正しいように思えてなりません。
次にA4とB4で鳴らしてみます。 割合としっとりとした音に変わりますが、相変わらずGOODSELLは押さえつけ気味の印象です。 retro50 に接続して聴くとやや音数が減ったように感じられはしますが、これはA3(TD124Mk.2)を聴いたあとのせいでしょう。 再生音全体の印象は安定して適確な音でスピーカが鳴ります。 つづく
以上T氏
retro stereo50 プリメインアンプの詳細は下記HPをご参照ください
retro stereo 50 HP
お問い合わせ ご購入方法はこちら
ジャズ、ことに白人ヴォーカルでの色気はGOODSELLが断然うまく残していきます。 良く鳴れば鳴るほどアンプとスピーカが純然たる英国サウンドであるのをいや応なしにリスナーに届けていきます。 これを良しとするか否とするかは聴き手により分かれるところでしょう。 retro50 で聴くジャズあ紛れもなくアメリカの音楽だと示しています。 現在のグローバルな時代性を感じさせます。
C3と組み合わせて鳴らすとC2と同じ傾向の再生音が流れ始めます。 ただGOODSELLが持つスピーカ強制駆動の性向は大分収まっています。 この変化する印象は結構強く、プレイヤの選択がアンプリファイアとスピーカシステムに及ぼす力のバランスが如何に大切であるかを思い知らされます。 何も最強型や最高級のプレイヤを持ってこなくても良い音はします。 プレイヤがアンプとスピーカに及ぼすダンピング力は英国製品から感じるところの必要にして充分という程度が一番正しいように思えてなりません。
次にA4とB4で鳴らしてみます。 割合としっとりとした音に変わりますが、相変わらずGOODSELLは押さえつけ気味の印象です。 retro50 に接続して聴くとやや音数が減ったように感じられはしますが、これはA3(TD124Mk.2)を聴いたあとのせいでしょう。 再生音全体の印象は安定して適確な音でスピーカが鳴ります。 つづく
以上T氏
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