2016年10月12日

英 iFi社製 ステレオプリメインアンプ retro50 その20

C3(Super 8) は同じWharfedale社製ということもあってかC2と共通する鳴り方をします。 やや高域がたっているのも事実です。 これはユニットがフルレインジであり、高域が伸びているために起きる現象であり、聴覚的に3KHzから5KHzにかけて山と谷があり、この帯域で不都合な信号が入力されると過敏に反応して歪み成分が生じる結果となるようです。 これを解決するにはアンプリファイアだけの力では無理なことであり、トランスクリプションとしてのフォノモータの力が必須となります。 この力はフルレインジをちゃんと鳴らすには欠かせないものです。
GOODSELLにA5(Connoisser Craftsman掘砲鮴楝海靴C3を鳴らしてみると、この山と谷をうまくダンプして歪感を目立たなくする働きを見せます。 これはアンプ固有の制動力として聴き手に認識されます。 つまり再生音のどこをとっても立派なのです。 ステレオ最初期に製造されたGOODSELL MA20型(1958年製)が持つハイフィデリティとしての力が発揮された良い例の再生音であり、ステレオ初期のLPなどを快感をもって再生し切ります。 
EPSON001

retro50 にA5 およびC3をつなぐと、A5の力に素直に従ってスピーカを鳴らします。 帯域バランスは中低音重視ですが、音楽として重要なテインが入力されると自然に反応して出してくれます。 肩の力が抜けた素直な低音を響かせます。 高域はやわらかく刺激的でないきれいな音が出る一方で、時にはムチのピッとした切れのある音も持っています。  こうした響き方はCraftsman靴製造された時代を感じさせてくれます。 retro50 のA5に対するはたらきには見事なものがあります。 A5は適切に反応しないアンプには完全にソッポを向いてしまういます。 気儘なフォノモータをここまで手中に納めてSuper8 を鳴らしてしまうのですから。
C4に関しては言うことは思いつきません。 完全な空振りです。 音そのものはきちんとは出ていますが、出ているだけに終始しており、音楽の姿が空中分解しています。 Jensenの鳴りようがベルトドライヴ型プレイヤで再生しているように聴こえてしまっています。 A5を丹精込めてこしらえたA.R.Sugden言うところの『音楽なくしては何も得られない』というオーディオを地でいってしまっているからです。  つづく
以上T氏

retro stereo50  プリメインアンプの詳細は下記HPをご参照ください
retro stereo 50 HP
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