2017年04月19日
ゴルボフスカヤのモーツァルトを出品しました
モーツァルト ピアノソナタK.330 K.332 ロンドK.485 K.511 「リゾンは眠っていた」 ナジェージダ・ゴルボフスカヤ(Pf) メロディヤイエローレーベル(68年) おおらかなモーツァルト。 屈託ない演奏で面白い、よおく聴いてみるとずいぶんと印象は変わる。 優美にゆるいのです。 散漫なのです。 フレーズとフレーズがうまくつながらないから曲としてシャンとしない。 洗練もない。 思いのまま、というか思い付き。 若いころはバリバリだったのだろうけれど、これを聞く限りでは、ヌルイ。 すべてとは言わないけれど、ソビエト時代の大御所は甘えて磨くことを忘れている音楽家がけっこういます。 そりゃ、東側のプロデューサは大教授にNGは出せません。 音溝も荒れておらずきれいな盤です。 ソビエトプレス