2020年09月03日

ふつうの味、ふつうの音

てきぱき具材を刻み、さっと炒めたやきめし。チャーハンほどの勢いはないけど、人情にも素朴なやきめし。半分ほどかき込んで、塩を振り残りを平らげる。紅生姜がきいて後味すっきり。ふつうのやきめし。普通って、なんだろう?ふつうなのに口のなかで発見があって、なんかうれしくなるおいしさ。何十年もかかって馴染ませた味、丁寧な味、夕方に立ち昇るけむりの匂いがある。ふつーって、心地よい。だから、ふつうの音を聞いたら、やっぱりうれしいだろうな。

やきめし2

円町で



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