2022年04月21日

Grey List 本を作る楽しみ 3

番号なしの次には1から始まる Le Club Francaise du Disque レーベルが2452/4まで72頁ほど続きます。改めて番号順に並んでいるのを眺めると、ほとんどの番号をカヴァーしています。フランスの出版会社が1952年創設したレコード部門、フランス音楽界の著名人100人からなるレパートリ選考委員が、録音する曲を決定します。フランスへ行ってまず驚いたのが、彼の地のコレクタたちが一様にこのレーベルを誉めたことです。Club Francaise du Disqueまずリステンパルトにぶっ飛ばされました。彼のバッハを聴いて、これまでのドイツ音楽のイメージがガラッと変わってしまったのです。フーガの技法、ブランデンブルク、カンタータ、音楽の硬い皮の中からみずみずしい音楽を取り出して聞かせ始めるのです。ハイドンの交響曲しかり、モーツァルトのディヴェルティメントしかり、彼らが音符から取り出す音楽は『しなやかに活きている』。英米のモノサシとはまた違う再生音もたまりません。潤いある響きが重なる刹那の快楽、立ち昇る音の香り。通信販売のレーベルにありがちの安っぽさは皆無、というよりフランス盤の音質の高さの一翼を担う水準を維持しています。1960年代末頃まで活動していました。ハイドンの項(レコード番号387)を見ると同じ番号でも盤の形(厚手プレス ナイフエッヂ フラット重量盤)が異なるのが判ります。Grey List では同じ番号の項をそのまま『同上』として掲載しています。同じ番号のレコードでもいろいろな違いがあるのを発見できます。

Grey List を5月10日に発売します。
上下巻3,248頁、重量ほぼ5圈_然66,000円(消費税・送料共込)
*詳しいパンフレットご希望の方は下記まで。
greythorens@kind.ocn.ne.jp
tel 0479-25-1140 fax 0479-25-3895

函 1

撮影 齋藤圭吾氏





この記事へのコメント

1. Posted by garde   2022年04月22日 05:42
購入検討中です。

U.S Armed Forces Radio Serviceの盤で、何枚か探しているのですが。

何か伝手があれば嬉しいのですが。
2. Posted by グレイ   2022年04月22日 08:16
すみません。U.S Armed Forces Radio Service盤、こちらのネットワークでは引っ掛かりません。見つかるといいですね。

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