2024年06月23日

ふるえる

震える前に何かが起きる

あ、空気が震えている 肌がふるえている

そう伝わると囁きでも肌が反応して
身体で利くようになる
ちょっとしたことだけれど音楽のどっかが体の何かに触れている
どっかは直ぐ消えるから、また触れないか待つ
スピーカの位置と向き、プレイヤの整備、イコライゼイシオン
そういうのをいぢってみるけれどそれとは違う
肌で利くのって、
鼻をピクピク動かせるようになるのを、みっけたのと同じ。
感覚、神経、没頭、
くうきががどこかをふるわせている
そうして音楽の扉が開くと、得体の知れない世界
ピアニストの指先が僕の指先になってしまったような
そんな風
再生装置は感性を研ぎ澄ます道具、
触れてふるえる器に時時は成りたい




この記事にコメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔